10話 レイトンとオウカ 1
読んで頂き、ありがとうございます。
オウカが帰省して3日。
オウカ兄様やマナ姉様、ミナ姉様とは毎日のように遊んでいた。
とは言っても一応うちは貴族家、辺境に存在する辺境伯家の為、多少の義務も存在する。
兄のオウカは将来、ストールダート家を継ぐ立場にある。
この世界はどうやら女性当主でも問題が無いらしく、マナやミナが何かあった際の継承の予備になるらしい。
その為、貴族家では洗礼式が終わった5才から家庭教師が付き、10才~15才には貴族学園で学ぶのが一般のようだ。
情報源は家族とお手伝いさんである。
「オウカ兄ちゃん、学園の話聞かせてー」
兄や姉達はなぜか俺の部屋に来るので、兄に学園の事を聞いて見た。
「えぇ、良いですよ!
お茶でもしながら話ましょうか? アンジュ、お願いします。」
「かしこまりました。 少々お待ち下さい。」
「「お~茶っ!お~茶っ!」」
一礼して準備に取りかかるアンジュと、おやつにテンションをあげるマナミナ達。
「レイトンは何を聞きたいのかな?」
「んーじゃあ、兄ちゃんは学園で何を学んでいるの?」
「えーと僕は学園では一応騎士の学科に通っているよ。
学園では3つ学科があって、騎士学科、魔術学科、普通学科に分かれるんだ。」
「学科はそれぞれ違う事を学ぶの?」
「ああ、そうだよ。
騎士の学科は主に武術のような戦士系のスキルを持つ者達。
魔術の学科は魔法系のスキルを持つ者達。
普通の学科は戦士や魔法以外のスキルを持つ者達。
それぞれのスキルに応じて、学ぶ物が変わるんだよ。」
「兄ちゃんは戦士系のスキルなの?」
「えぇ、そうですよ。また機会があれば見せてあげるね。」
「「見たいっ見たい~」」
オウカ兄様の周りを跳び跳ねる双子達。
「兄ちゃんは最近、学園で面白い事あった?」
「んー面白い事、そうですねぇ~。
最近ダンジョンでの実習があった、とかですかね?」
「ダンジョン?」
「あーダンジョンは初めて聞くのかな?
ダンジョンはね、自然発生した魔物達の棲家なんだよ。
ダンジョンには黒い球体のコアがあってね、このコアが洞窟や草原、海原等の階層を作り出すんだ。
理由は定かじゃないんだけど、コアがお宝を定期的に配置するんだ。
冒険者なんかはそれを目当てにダンジョンに潜るんだよ!」
「冒険者!」
「「お宝!!」」
この世界に転生して早3年、目的の無かったレイトンではあったが、ダンジョンは見てみたいと思った瞬間であった。
ブックマーク付けてくれた方、ありがとうございます。
更新、頑張ります。
主人公がスキル獲得するのは何時なのか?
読んでる方は思っているのかも知れませんね。
書いてる本人がそう思っております。
後もう1話だけ、オウカと絡ませてから、レイトンの洗礼式に行きたいなぁ、と思っております。




