Aランク冒険者シルヴェリア
いつも通り、美女に挟まれながら起きた。スノウはメイドなんだから俺より早く起きろよ
「スノウ、起きろ 仕事だぞ」
『だんなしゃま〜もうたべられましゃん』
起こすのを諦め、着替えて食堂へ
今日もいい匂いだ
『おはようございます、旦那様』
今日はレッカの当番みたいだな
「おはよう、レッカ」
席に付き、朝食が運ばれてくる 妻たちも起きて来て一緒に朝食を摂る
昨日と同様、午後からの授業なのでとりあえず暇 今日に限ってアナは教会に用があるらしい
「主、来てくれにゃ」
クロが窓から入って来た
「どうした」
「外套を着た、人間が街の外にいるにゃ」
「分かった、すぐ行くよ」
街の外へ走って向かった
外套を着た、冒険者ぽいやつがいた 鑑定してみるか
シルヴェリア・ホルスターン(16)
レベル:76
職業:侯爵令嬢 冒険者(ランクA)
スキル:剣術 雷魔法 二刀流
技:スタンショック
称号:剣姫 逃亡した花嫁
素質:武器 剣S 槍E 斧E 弓E 盾E 特殊A
魔法:火E 水C 風D 土D 氷E 雷A 光E 闇B 特殊E
技能:政治 料理 家事 見切り
なんか凄い大物なんだが、逃亡した花嫁て・・・だいたい王国の第1王子から逃げたんだろうな 聞いてる話では3Kで甘やかされて育ったデブらしいし
「シルヴェリアさんはこの街になんのようかな」
『あなたが貴族狩りのヒロ殿とお見受けします、ぜひ私と戦って欲しい』
「俺があなたと戦って、何のメリットがあるんだ」
『私は6大国の1つキャンテラス公国の貴族で、ホルスターン侯爵家の次女です。キーラン王国の第1王子と婚約を無理矢理させられていました。私は結婚するなら自分より強い殿方がいいのです』
「俺が勝てば君と結婚出来る権利が獲られる、負けたら隠れ蓑にしたい辺りか」
『話が早くて助かります』
けっきょく戦うことになってしまった。 相手が女性でも舐めてかかると危ないな 今回は
「始めようか」
彼女は外套脱いだ、長めのブロンドヘア 超美人 胸の方は鎧でわからない 絶対妻に欲しい だって料理が出来るんだもん
「降参するか、戦闘不能になれば負けで」
『それでいいわ』
「クロ 合図を頼む」
「仕方ないにゃ 鳴き声上げるからにゃ」
「にゃ〜〜」
戦いの火蓋が切られた
彼女の武器はレイピアか 雷魔法と合わせて速度で戦うのかな 速い速度で間合いを詰めてきた
纏い(闇)と大鎌を使い、影の中に移動 背後を多分読まれているはずだ、俺は彼女の左側面からの攻撃をするため影から出て、攻撃 大鎌をレイピアで受け止められた そして左手でもう1本の剣を抜き 攻撃 俺は避けるため、バックステップで間合いから抜けたと思えば、足に攻撃が当たり 血が 左手に持って切りつけてきた武器は蛇腹剣だった
「レイピアと蛇腹剣の二刀流か、面白いな」
『あなた、まだ本気もだしていないのでしょ 私が出させてあげる』
蛇腹剣の攻撃、鞭のようにしなるし 軌道が読みづらい、それに雷の魔力を纏わせているからまた強力だな
俺も本気をだすか、纏い(風)を発動、身体強化特に速度が上昇 蛇腹剣の攻撃を紙一重でかわし、間合いを詰めて、拳に風の魔力纏わせている レイピアからの突きは読めている 俺はレイピアを弾く、彼女の鎧に正拳突き 後ろに吹き飛び 木にぶつかり止まった 鎧は砕け散り、鎧で圧迫されていた胸がまさかロゼよりデカいだと 鎧の下にちゃんと服を着てくれている
彼女に駆け寄り、気絶しているため 教会に運ぼう お姫様抱っこで教会まで運ぶ
『あら、ヒロさん 今日はどうしました? 聖女様ならまだいますよ』
「この子を見てもらいたいのですが」
『あら〜ヒロさんも隅に置けないわね 冗談そのくらいにしてどうぞ』
中に入れてもらい、ベッドにシルヴェリアを寝かせた
ノックする音がして、アナが入ってきた
『ヒロくん、可愛い奥さんがここにいるのに浮気ですか・・・・・言ってみたかっただけなので ここまでの経緯を説明してください』
アナにシルヴェリアの事情と戦ったことを説明
『外傷もありませんし、肌に傷もありませんね ヒロくん 頑張りましたね 偉いですね 大好きですよ』
「足に怪我してるからミーヤの練習相手になるよ」
『ヒロくん、今日はポイント高いですね シルヴェリアさんが起きたら話を聞きましょう』
『ここは』
数分後シルヴェリアは目を覚ました
「街の教会だよ、あと鎧壊してごめん」
『私は負けたのですね それにしても傷1つ無いなんて』
『それはそうですよ、ヒロくんはあなたのことを考えて傷1つ、つけることなく戦ったのですから』
『あなたは』
『私はアナスタシア、帝国の聖女と言えばわかりますよね 今はヒロくんの奥さんでお腹に赤ちゃんもいますよ』
『聖女様が妻にいるなら私ではダメですね』
『そんなことありませんよ、ヒロくんの奥さんはいっぱいいますし それにちゃんと1人ずつ愛してくれますよ 本人に聞いて見たらどうですか』
『あの、ヒロさん 不束者ですが奥さんにしてもらえますか』
「シルヴェリアのような綺麗な女性は大歓迎だよ、俺の妻になってくれませんか」
『はい』
「シルヴェリア、俺の呼び方は何でもいいよ」
『ヒロさんと呼びますね、私のことはシルとお呼びください』
「午後までまだ時間があるし、鍛冶屋に行こうか」
俺とアナ、シルは教会を出て、ドッガンの鍛冶屋に向かった
鍛冶屋に着いた
「ドッガン、いるか」
「おう、いるぞ 聖女の嬢ちゃんと新しい子か ヒロも毎晩大変だな」
「つい先ほど、こっちのシルヴェリアと戦って鎧を破壊してしまったから 新しいのを作ってもらえないかと」
「いいぞ、とりあえず採寸をしてからだな それとミスリルが足りなくなってきてるから採ってきて欲しい」
「それはいいけど、いつまでだ」
「1週間以内で頼むぞ」
「わかったよ」
「聖女の嬢ちゃんは採寸を手伝ってくれ、女性の採寸は女性の方がいいからな」
『わかりました』
採寸が終わり2人が帰ってきた 鎧が完成するまで1週間かかるらしい
「いい時間だし、学校に行こうか」




