春の収穫祭1
畑に着くと小麦畑を黄金の海とか言うけどまさにその通りだった。収穫て手作業だよな コンバインあれば楽なんだけど 長めの鎌で切って回収すればいいか
「先生、3日で収穫できるなんてすごいですね。」
「クラース ここで問題だ、マジックアイテムを作って使うならどこに使う」
「野菜ですか?」
「違うな、野菜は手で持って良し悪しがわかったり 虫に食われてたりするもの省く作業があるけど、マジックアイテムでそこまで精密なものを作るとコストがかかるし値段が高すぎて売れない。小麦畑で使うマジックアイテムの方が欲しがるはずだよ。」
「なるほど、先生 勉強になります。」
「クラース、いろいろなことを経験すればマジックアイテムの発想が生まれたりするんだ。マジックアイテムに必要な素材があれば俺が採りに行くよ クラース 今すぐ欲しい物があるんだ」
「先生、急にどうしたんですか」
「物を冷やすマジックアイテムを作って欲しい 1つは野菜や小麦を入れる倉庫にもうひとつはクラースの半分くらいの大きさの箱型 肉や野菜を入れて置けば腐りにくくなるし、時期に夏だろ 飲み物を冷やして置けば 温泉入った後とかに飲むとさっぱりするだろ」
「先生 冷やすアイテムを作ってきますが氷魔法の使える人があと1人いれば倉庫の方はできると思います。箱型の方は1人で大丈夫なんで」
「ファリン ケイ リラ辺りは適正も高いけど魔力を覚えたのが最近だからな ポーさんは炊き出しの準備しているし クラースすごい人がいたよ フリルだよ 性格はフェニお姉ちゃんより遥かにマシ 美人だぞ 一緒に呼ぶぞ」
「せーの フリルお姉ーーちゃん」
『ワン、ワン』
サモエドフリルがやって来た。
「フリル 人型になってくれ」
フリルは人型 和服美女になった
『ヒロくん なーにどうしたの?』
「クラース、こっちの美人が神獣フェンリルのフリルだよ 少し頼みたいことがあるんだ」
「初めまして クラースと言います。倉庫に取り付ける冷やすマジックアイテムを作るのに氷魔法の使い手を捜している所先生にあなたを紹介されました。」
『ヒロくん今すぐ必要?』
「今すぐ必要になるよ」
『ヒロくんのお願いなら引き受けるけど条件があるわ、ヒロくんの屋敷に私の部屋もお願いね』
「それくらいならいいよ クラース大至急作ってきてくれ」
「エルミナ、倉庫と野菜を入れる籠を・・・籠は作ってくれたんだ。」
『ヒロ様がおしゃっていたことなので覚えていますわ。』
ナインのママ発言で完全に忘れていると思ったのにな エルミナは可愛いよ
「倉庫を作ろう、その後ドッガンの所で製粉機を取りに行くから」
『はい、わかりました』
エルミナの世界樹魔法で大きめの倉庫を作った、世界樹の加護の範囲と世界樹の巫女の固有魔法だもんな、街の発展にはありがたいけど収穫した小麦と野菜は世界樹に奉納かな
「エルミナ、世界樹に採れた野菜とか小麦は奉納したりしないのか?」
『年に1度に奉納祭というお祭りの時に奉納しますわ』
「お祭りか、2人っきりでデートしたいね」
『秋から冬に変わる頃11月か12月くらいにはできるようにがんばりましょ あなた』
「今は5月、半年あればなんとかなるよね 子作りもね」
ドッガンの鍛冶屋までやってきた
「ドッガン、製粉機は完成しているか」
「おう 2台作って置いたぞ 畑の方はどうなんだすごいのか」
「昼食は畑で採れた野菜を使った料理だからついでに見に来たらいいぞ」
「あとで見に行こう」
製粉機を回収し、倉庫の方へ戻った
「エルミナ、倉庫の近くに製粉機の小屋を作るぞ」
エルミナは世界樹魔法で小屋を作成し、小屋の中に製粉機を置いた
「そろそろ昼食だから戻ろうか」
畑の近くまでエルミナと手を繋いで戻った。他の妻たち見つかると贔屓とか言われそう
『パパ、見て見て 私が採ったの』
ナインがやってきた
「よく採れたな、偉いぞ ご飯食べに行こう」
『うん、パパ大好き おっぱいが大きくなったらパパのお嫁さんになる』
「ナインはすでにお嫁さんだよ、ママたちと比べたらダメだよ ナインはナインなんだから」
そんな会話をしながらポーさんの炊き出ししている場所へ トマトの香りがいい
「ポーさんどう?完成した?」
「主、食べればわかるよ」
ポーさんは自信がありげでシロクマだった
「ポーさんやるな トマトにたまねぎの甘みとベーコンの塩味 マカロニがいい具合にスープと絡みあって美味い」
『あのヒロくん これは何?パスタとは違うのけれど』
アナは帝国でパスタを食べていたんだったな。
「それはマカロニだよ、調理工程はパスタと同じだよ」
『パスタの生地は使用用途と形で名前が変わるのですね。』
「アナは料理に詳しいのに料理ができないんだ」
『それはですね。私は食べるのが専門だからです。』
褒めてないよ、呆れているんだよ
昼食が済み、俺はエマと学校へ 教室の後ろの棚に絵本と小説を並べた
『これで良さそうですね。』
「土曜と光曜は学校を休みにしようと思う、あと休みの日にできる、クエストみたいな物を貼って置こうかなって、内容は掃除とか農業の手伝い 製粉作業とか ちゃんと対価に少しの硬貨を渡すけど
いろいろな経験をして働いたら報酬があるて解れば、将来、失敗しても盗賊のように落ちぶれることや犯罪をすることがないと思うんだ。」
『この街でできることは多いので学べますね、いいと思いますよ』
「あとは学生証かな、ここの街の学生だとわかる、冒険者カードみたいなやつかな 学生の特権として料理屋の料理が安く食べれるとか温泉入浴料を安くするとかかな ここの子供たちに共通して言えるのが硬貨を持っていないことなんだ 学校を卒業してからが問題だけど」
『ぜひ、やりましょう』
学校関連の話が済み
「先生、できました」
クラースが倉庫用のマジックアイテムを持ってきた
「クラース フリルはどこにいった?」
「フリルさんなら犬に変わってどこかにいきましたよ。」
「倉庫に行こうか」
倉庫に着き、倉庫の中の真ん中の置くに設置
「半永久的に効果が続きますよ」
「クラース大発明じゃないか」
クラースには冷蔵庫の作成だけを頼み、俺は畑に戻っていった。




