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0.滅びの音
「……眠い。うるさい」
《起きてください、マスター》
「マスターって誰だ。今何時?」
《午前0時半になります》
「まだ夜中じゃないか。起こすな」
《マスター、スキルを使用しますか? この世界は滅ぼしますか?》
「滅ぼさないよ、馬鹿か。俺はいつだって世界平和を望む健全な人間だ」
《では【森羅万象】を使用しますか?》
「意味がわからん。何だそれ」
《植物を操作できます》
「名前のわりにショボいな。なら世界中の植物を増やせばいいんじゃないか。目にも心にも優しい緑が足りてたら世界も少しは平和になる」
《承知しました。マスターのオリジンスキル【森羅万象】を使用します》
「ああ、もう起こすなよ」
変な夢だな。
そんな感想をぼんやりと抱きながら、俺の意識は沈んでいった。
◆
《聖典を獲得しました》
《聖典を獲得しました》
《聖典を獲得しました》
《聖典を獲得しました》
《聖典を獲得しました》
……………―――――
《称号を獲得しました》
《神格を獲得しました》
《加護を獲得しました》
《聖典の統合、完了しました。以降適宜更新・最適化します》




