夢を繋ぐもの
以前に推しだった踊り子さんが演じていた演目を後輩の踊り子さんが演じていると聞いて見に行ったりしますよね。
踊り子さん達が踊る演目の中に先輩のお姐さんから受け継いで踊っているものが結構あります。
期間限定での貸し借りもありますが、後輩に譲るとその演目については託した踊り子さんは演じなくなる事のほうが多いです。
ストリップの世界では、継承と呼ばれて託されて演じる踊り子さんもそうですが、託すお姐さんもこの子ならばと思って託すのです。
観客のほうも、託した踊り子さんと託された踊り子さんの関係性を判っていることもあり、託された踊り子さんがどんな形で昇華させるのが楽しみで見に行きます。
観客の立場からすると、ひとつの演目を複数の踊り子さんが、どんな解釈で演じるのかどんなアレンジを入れて演じるのかと楽しみも増します。
浅草で、同じような内容の演目が再演されているのも、過去に見た演目を新しい踊り子さんがどのように昇華させるのかを楽しみにして見に行く人も多いのではないでしょうか。
単に推しの踊り子さんがいるのでという方も多いとは思います。
私自身も過去に、宝京子姐さんの男装でのダンスのあと、早替わりでの女装のダンスを観た時は身体の芯が震える様な興奮を覚えたものでした。
あの演目を引き継ぐ踊り子さんが出て来ないものかと期待しています。
後年、浅草で酔っ払って舞台上の踊り子さんに絡む、京子姐さんを目にした時は非常に残念な気持ちになりました。(黙れクソBBA!と思ったのは公然の秘密ですあ)
ひとりの踊り子が紡いた思いが後輩に繋がれて行くなんてステキなことなんでしょう。




