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ーunknownー
きづいたら わたしは そこにいた
わたしが なんなのかも わからない
なにもまとわずに ただ めのまえのけしきを ながめていた
なにもわからないまま そこからうごくことなく ただ みていた
たまに べつのなにかが めのまえを とおっていく
「それら」が わたしを きにすることは ない
わたしと「それら」の めがあったことは ない
だから しぜんと りかいした
わたしと「それら」は ちがうそんざいなのだと
「それら」が わたしを みることがないのは だれがわるいのでもなく あたりまえのことなのだと
りかいしたわたしは また ながめるだけのものに
なる
ずっと ずっと ただ みている
ずっと ずっと
けれど ふしぎなことが おきた
「よぉ。…言葉分かるか?お前。」
わたしとは ちがうそんざいのなにかが はじめて わたしを みた




