幻想物語6
どうも!ギャロニンフです!
今回の話で、咲夜と霊夢の口調が似ているので、注意してください。
それでは早速どうぞ!!
「ぜぇ...はぁ...咲夜さん...まだ着かないんですか?」
「あと半分くらいかしらね。」
「あ...あと半分...ですか...」
「私、先行ってるわね。」
「ち、ちょっと...咲夜さ〜ん!」
咲夜さんは行ってしまった。疲れ果てている僕を尻目に。
「仕方ない...頑張ろう...」
僕は1人でトボトボとのぼっていった。
「やった...鳥居が見えてきた...」
僕がのぼりきると、恐らく博麗の巫女だと思われる人と、咲夜さん。それに白黒の服を着て、箒に乗って飛んでいる人がいた。
「あら、柊。お疲れ様。」
「あなたが柊ね。」
「はいそうです。あなたが巫女の博麗さんですか?」
「霊夢でいいわよ。」
「え、でも...」
「私は堅苦しいのが嫌いなのよ。敬語も私には使わないでね。」
「わかった。よろしくね、霊夢」
「よろしく。」
「私は霧雨魔理沙だぜ!同じく敬語はなしでいいぜ」
特徴的な話し方をする、白黒の服をきた少女が話しかけてきた。
「僕は柊だよ。よろしくね」
「じゃあ自己紹介は済んだわね。で、さっき話した通り、この子が幻想入りしたのよ。」
「わかったぜ(わ)」
「柊の能力はどんなのなんだぜ?」
「相手の能力を無効化し、人と友好的になれる程度の能力だよ。」
「いい能力をもってるじゃない。」
霊夢さんはそう言う。
「そう言えば、柊は弾幕ごっこって知ってる?」
「いえ、わかりません。」
「分かったわ。」
霊夢さんから弾幕ごっこと、異変解決に使うスペルカードルールのことなどを教わったよ
「とまぁこんな感じなんだぜ!」
「魔理沙は説明してないでしょ。じゃあ魔理沙、柊にあれを見せてあげなさい。」
「マスパか?」
「そうよ。」
「わかったぜ」
そう言うと魔理沙は上へ飛んだ。
「弾幕はパワーだぜ!!
恋符『マスター!スパーク!』」
魔理沙が構えたミニ八卦炉から、7色のレーザーが放たれた。
僕は呆気にとられ、呆然としていた。
魔理沙がマスタースパークを打ち終え、降りてきた。そして魔理沙は呆気にとられた柊の顔を見て、大爆笑した。
「あはははは!柊酷い顔してるぞ!」
「いや、ただただ凄いなぁと。」
「ありがとうなんだぜ!」
「まぁこんな感じね。」
「僕もあんなレーザー撃てるようになりたいです!」
「そしたら特訓だな!」
「魔理沙!僕にあれを教えて!」
「わかったぜ!柊がマスパ撃てるようにしてやるぜ」
こうして柊の特訓が始まった。
一方この頃、咲夜と霊夢は談話をしていた。
「柊には早く強くなって欲しいわね。」
「そうしたら、私の異変解決も手伝ってもらおうかしら。」
「そんな強くなったら美鈴は要らなくなるわね」
黒い笑みで咲夜は笑った。
〜魔理沙&柊サイド〜
「まずは体内で集めるイメージをするんだぜ。」
「わかった。」
「それを一点に集中して、一気に一本の線のように体外へ放出するんだぜ!」
「やってみるよ。いけ!!」
しかし、手が少し光っただけで、レーザーは出なかった。
「イメージはいいと思うのぜ。あとは自分で特訓してみるんだぜ」
そうして僕は魔理沙に見てもらって、ところどころアドバイスをもらいながら、特訓を続けた。
「一本の線を、もっとイメージするんだぜ」
「わかった。いっけぇ!!」
すると一直線にレーザーが出た。
「やった!やったよ魔理沙!」
「いまの凄かったぜ!でもまだ威力が足りないな」
「そうなのかぁ」
「でも、威力はやってるうちに上がるから、あとは特訓あるのみだぜ!」
「魔理沙!ありがとう!」
「おう!これから頑張るんだぜ!それとレーザーを撃ってると魔力が減るから覚えておくんだぜ。」
「分かったよ」
「あら、柊。レーザー撃てたみたいね。」
「でもまだ威力が足りないみたいです。」
「紅魔館に帰ったら特訓ね」
「そうですね。」
気付くと空が、オレンジ掛かっていた。
「今日はありがとう!」
「これからも暇なら神社に来ていいわよ。」
「じゃあ私達は帰りましょうか。」
「魔理沙!霊夢!またね〜!」
「「またね〜」」
霊夢と魔理沙と別れ、博麗神社の階段を下っていた。
「教えてもらった当日にレーザーが出せるようになれるなんて、柊は才能あるわね」
「ありがとうございます。でもまだ威力が足りないので特訓が必要ですよ。」
「ふふふ、そうね」
僕達は紅魔館に着いた。もう空に太陽はほぼ見えない
「着いたわ。早速料理の準備をするわね。柊は疲れたと思うから、お風呂に入ってくるといいわよ」
「そうさせて頂きます。」
「夕食は9時からだから、遅れないようにね。」
「わかりました。」
僕は、自分の部屋へ戻っていった。
みなさんに重要なお知らせです。
現実世界の方で、私はテストというものをしなければなりません。そして、タイムリミットが一週間ちょいしかありません。
なので投稿ペースが2週間ほど大幅に遅れたり、投稿できなくなったりすると思われます。
なのでそのところを把握お願いします。
堅苦しい話になってしまいました。すいません。
では、次回も是非お楽しみに!!