18話
まぁ、一人旅行の眼鏡とか色々作ったり準備とか疲れましたわ。
篠崎sideーーー
フフフ、弟の和也は姉をなんとも思っていない。これなら隊員の皆に朗報が伝えられる。
弟が姉である桂木様に対して少しでも異性としての感情があるなら消さねばならぬからな。
自分でも非道であると感じるがこればかりは仕方ない、桂木様を思うのは皆平等でなくてはならないからな。
その為の親衛隊だ!
おっと、本部へと付いたようだ…
「今もどった。」
「どうでした隊長!」
「あの野郎はどうでしたか!」
本部へ入った途端隊員達に詰め寄られる。
慌てるな慌てるな、朗報が入ったからな。
「フフフフ、何とあいつは桂木様を姉としか見てないようだ!あいつは桂木様に恋愛感情は芽生えていない!」
この回答は実に正解である、事実桂木和也は姉に一切の恋愛感情はない。しかし、最近和也は柚香のアプローチが増え靡き始めているのも事実。
まぁ、実際に恋愛感情が芽生えているのは姉の方であるが。
「おおーっ!」
「やりましたね!」
「流石隊長です!」
揃いも揃ってバカである。
何故か口で言っただけで信じる親衛隊。
この後親衛隊は和也の不審な素振りを何度か目撃し和也をストーキングし始めるのはそう遠くない未来だ。
和也sideーーー
和也は何時ものメンツで帰っている途中、ふとある事を思い出した。
「そういや姉さん。」
「何かしら?」
「姉さんの信jaゲフンゲフン…何か変な奴に姉さんの事をどう思ってるかって聞かれたんだよな、姉さんも気おつけた方がいいよ?」
「そ、そうなのか?ち、因みに、因みにだが?和也はなんて答えたんだ?」チラッチラッ
「そうです!なんて答えたんですか!?」
なんだよチラチラ見やがって。
「姉としか見てないって答えたよ?」
途端、見るからに落ち込んだ姉と物凄い悪い顔で姉を見ている後輩が居た。
「あ、あはは…」
これには忍さんも苦笑いだった。
「何だってんだ?」
「はは~ん、残念でしたね!お・義・姉さん」
「誰がお義姉さんよ~!」
という会話をして鬼ごっこを始めた。
全く、落ち着けよお前ら、そう言うも、姉さんがいつもの姉さんと違うのも新鮮でいい物だなと思っていた。




