表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/15

13

「さて、君はどうやって、僕に【人間の正しさ】を理解させるんだい?」

挑発するように薄く笑いながら、彼は私に言った。

「私はただ、教えるだけだよ。理解させるわけじゃない。理解が出来るか出来ないか、理解をするかしないかは結局のところ、貴方次第だよ。」

私は彼に、【理解してくれる】という願いを込めてそう言った。そうしなければ、そう言わなければ、彼は私と身体を共有したとしても、やはり【人間】とは違う別のモノに、今とも違う別のモノに、成り果ててしまう気がしたからだ。

「なるほど、それでいいよ。」そう言った彼は私との距離を詰めた。それで距離感が近くなったにも関わらず、私も彼に近づいた。

「けれど君は、本当に僕に教えられるのかい?君の様な人が、君の様な【人の形をした化け物】が...。」

「...」

私は絶句した。彼が私に対して言った言葉の意味よりも。彼の瞳が、あまりにも綺麗なその瞳が、明らかな【拒絶】を含んでいたことに、とてつもないほどのショックを受けたのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ