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詐欺師の詐欺師による詐欺師のためのダンジョン運営  作者: 黒崎 紅葉
詐欺師の詐欺師による詐欺師のための正当防衛
13/52

天才詐欺師による第一回戦闘報告会議

今回は前回の説明を少し入れました。

初めての襲撃者からダンジョンを守った黒雲は大きな会議室に居た、会議室の中には黒雲、ゼノン、レイニアム、この場には居ないがソラ、この4人が居た


戦闘結果レポート

敵の侵入を確認したら第2階層まで誘導成功、その後、後衛一人に「アスタリスク」の感染が確認

感染者名前Ⅰ1と呼称。Ⅰ1は推測通り一人で排泄に向かうことを確認、排泄中の為反撃が遅れる又本気を出せないと判断したため、総数120匹の鼠でⅠ1襲撃。30匹死亡したがⅠ1の絶命を確認

仲間が絶命してから20分後にⅠ1を発見、これからを議論するもの意見が合わず2人と1人で別々行動


1人の戦力

魔法は少し使え剣の使い方も上手だと思われるが二刀流の為防御がしにくく楯役が居ないため人海戦術により敵撃破、


使用した鼠6000匹

死亡した鼠2000匹

「アスタリスク」の症状を発症してもこの戦果。新たな病気の開発が急がれる


2人の戦力

一人は楯役、もう一人は支援役、火力に欠けると判断なのでこれも人海戦術で撃破、支援役は「アスタリスク」が発症したら魔法の精度が落ちたと見られる。楯役も支援役が居なくなった後体力が持たず絶命。


使用した鼠8000匹

死亡した鼠3000匹

火力が無くても甚大な被害を確認、3人揃っていたら更なる被害の増大と推測、よって新たな病気の開発が必要と考えられる。


レポート責任者 レイニアム ゼノン


「ゼノン、あの研究の方はどうだ?」


「ダニの巨大化は80%まで来ている、後1か月あれば量産体制に入れるだろう、」


ダニの巨大化とは黒雲が1年掛けて40%までしか進まなかった研究だ、それをゼノン達は1月で80%まで上げた、黒雲は人数の違いと言っていたが、そこには触れないでおこう


「レイニアムの方はどうだ?」


「正直、成果は良くない10%程だろ、何しろ考え方が斬新過ぎてな」


「了解だ、ではレポートで課題に挙がっていた新たな病気について意見を聞かせてくれ」


「我々、吸血鬼グループからすると視力の低下と、貧血を引き起こす症状が良いと考えている」


「何故だ?」


「生物の五感は視力が大きい、よってこれを防げればより効率的に戦闘が進められると考える、貧血は今回の戦いを見ると、鼠が噛めたのは相手が吐こうとしてるとき、それを考えると隙を作れるので有効的と考えた、それに症状は重くないだから迅速な開発が出来るだろう」


「妖狐はどうだ?」


「妖狐グループからすると体の麻痺を起こす症状と息切れを起こす症状が良いと考える。理由は麻痺を起こせば出来る活動が減り、さらに相手はチームプレイが出来ないと弱くなる傾向があると考えたのでそのチームプレイの阻害も出来ると考えている。息切れも同じ理由だ」


「成程」


「琥珀、お前は何が良いと思う?」


「私も聞きたい、黒雲、何が良いと思う?」


『琥珀さん、私はネットの素晴らしさを広めニートにした方が良いと思います』


「ソラは黙っとけ。」


『はい・・・』


「俺はなエイズ見たいのが良いと考えてる」


「エイズとは何だ?」


「エイズは後天性免疫不全症候群の事だ」


「成程な」


「私も理解でたぞ、なかなか鬼畜な事を言うな」


『すいません、ちょっと意味が分からないんですけど・・・』


ソラの様に意味が分からなくて当然である。そもそもエイズとはHIVがTリンパ球に感染しその中でHIVが増殖し免疫に必要な細胞を減らす症状のことだ、簡単に言えば感染すると免疫力が低下する病気である、免疫力が低下すると普段かからない病気が発症したり、簡単な病気でも死に至る事がある。

それで黒雲が言いたいのは簡単な病気で死に至るだ、これを使えれば今ある「アスタリスク」だけでも十分人を殺せる程の力を持つ事になる。治療法も今現在WHOでも確立されていない、それを中世の人達が発見出来る訳無いので黒雲は選んだのだ。


「どうだ?少し時間は掛かると思うが俺は現実的だと思う」


「俺は賛成だ、作るのが少し難しそうだがレイニアムと手を組めば2ヶ月で作れるだろう」


「私もゼノンと手を組めば2ヶ月位で量産体制に入れると思う」


「2ヶ月じゃ駄目だ」


「何故だ?琥珀?」


「今回来た奴らが帰って来ないのに気付くのが1週間、ギルドの捜索隊が組まれどこに行ったかの情報収集が終わるまでに1週間、それから捜索隊がこのダンジョンを見つけるのに1週間、このダンジョンを見つけてから討伐隊がこのダンジョンに来るまで1週間、計4週間、最速で1か月でこのダンジョンは見つかる。」


「じゃあ、1か月でこの病気を作るのか?それは無理だぞ琥珀」


「何とか時間を稼げないかな?」


「それは俺が引き受けよう。お前たち二人は研究に全力を注げ!」


「了解だ!」

「了解!」


二人の声が会議室に響き黒雲は時間稼ぎの案を巡らせる。


(こっからは見つからない様にする隠蔽工作と情報操作だ、どっちも詐欺には必要不可欠だ、なら俺の十八番だな。)


ゼノンとレイニアムは新たな病気の研究に、黒雲は天性の才能を生かした生前の詐欺を国家に掛ける。

どうでしたか?黒雲たちの新たな病気はHIVでした、ただ日本のHIVと違ってネズミに噛まれたら感染とか、空気を吸ったら感染とか中々鬼畜使用ですね。それにレイニアムがしている研究は何でしょうね?今の所本編には出さない予定です、次回は黒雲の時間稼ぎ回です。

ではまた次回

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