龍星は水飛沫を上げて
人間の男子高校生・江原は、同級生の龍人・流宮嶺央奈に辟易していた。同じ水泳部だからって、そして同じ金槌だからって、やたらと馴れ馴れしく接してくる彼女に。それだけではない。彼女は江原よりも友達が多く、華やかで、輝いている。何より彼女は、元"飛空部"の全国選手なのだ。そんな彼女がどうして自分に構うのか、彼には全く分からない。
プール開きと塩素の臭い。空を飛び交う有翼種の青春。迫る花火と"龍星"の憧憬。
夏が始まる。
プール開きと塩素の臭い。空を飛び交う有翼種の青春。迫る花火と"龍星"の憧憬。
夏が始まる。
彼女の名は流宮嶺央奈
2019/07/10 21:22
(改)
青の空、赤の客星
2019/07/12 20:52
目蓋裏の憧憬
2019/07/13 17:57
とある飛空部の四方山
2019/07/15 16:02
届きそうな星
2019/07/15 21:31
花火と水飛沫
2019/07/16 19:11
流宮家での勉強会
2019/07/17 20:37
夏休みへ
2019/07/18 21:56
彼女と並んで歩く縁日
2019/07/19 23:44
花火と龍星の憧憬
2019/07/20 23:58
龍星は水飛沫を上げて
2019/07/22 22:55
【エピローグ】祭りが明けて
2019/07/23 22:11