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闇空  作者: 闇の使徒インフェルノカイザー
第七章 ~覚醒、封印サレシ太古ノ力~
82/481

5:5

刹那―背後に闇のオーラを感じた。


「ハッ?!」


そう、影は宙に止まっていたインフェルノカイザーの背後に瞬間移動していたのだ。

闇の瞬間移動…【黒転移】。半径50m以内なら何処にでもワープ可能である。しかし連続して使用する事は不可。

が、今の状態ではインフェルノカイザーの背後に回るという行為はインフェルノカイザーにとっては全く余地していない事。

咄嗟に後ろを向くも影の方が一枚先を行っていた。


ドゴオオオオオオオオッ!!


鳩尾ンゴ…


闇のオーラはインフェルノカイザーの鳩尾に見事にヒットした。カイザーはダーク・グラビティを解かされそのまま地へと落下する。


「グッ…ハッ…」


凄まじい痛みが襲う。しかし、影は攻撃を緩めなかった。いや、これで終わりじゃなかった。

影は更にそこから急降下し、インフェルノカイザーへと追撃をかまそうとした。


「チッ…」


闇のオーラを右手に、さらに腹へと突きをする


ガキインッ!


それをインフェルノカイザーは左足に闇のオーラを付属させ、止めた。

そして、左足を影へと向けたまま、手を地へと向け


「ヤミノマアッ!!」



ドゴオオオオオオオン!!



凄まじい闇のオーラを噴出させ、インフェルノカイザーの身体はロケットの如く上昇。

そのまま左足を影の身体へとヒットさせた。影は更に宙へと舞い上がった。


「今なら行けるか…?!覚醒―バースト―」


この状態でもインフェルノカイザーは覚醒を試みる。が、指輪はやはり何の反応もなかった。

インフェルノカイザーは諦め、地へと落下し、地との距離3mくらいでダークグラビティを発動し、ゆっくりと着地した。

影は上にふっ飛ばしすぎたせいか、まだ上の方で上昇している…。


「チッ!発動する条件がいまいちわかんねェな…一体どうすりゃ」


「ホッホォ!随分と困っているようじゃの~」


真実の闇がいつの間にかカイザーの隣に居座っていた。


「じいさんか…。あぁ、この指輪…前は反応したのに今は全く無反応だ。これじゃただの指輪だな…」


「クック…ヒントを教えてやろうか」


「何?!」


真実の闇はニタリィと笑い


「己を…超える事じゃなぁ…そこから見えてくるもんがあるんじゃよ…」


「己を超える…?そんな単純な事」


「単純な事が一番難しい事じゃ。

 ほれ、お主の影が来たぞ」


影がカイザーの目の前でゆっくりと着地してきた。


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