情報
「終わった…のか?」
真っ先にダークウルフが声を発した。
インフェルノカイザーの右腕の謎の武装は闇のオーラに還元され、指輪へと吸い込まれる。
同時に、力を使いすぎたインフェルノカイザーはバタリと倒れた。
「カイザー!!」
ダークウルフが叫び、インフェルノカイザーの下へ走る。
「ううん…ここは?」
インフェルノカイザーが目を覚ました時には見覚えの無い場所にいた。
どうやら布団の中のようだ。知らない天井が見える。
「気がついたっスか」
「っ!カイザー!」
タケシとダークウルフがトランプを中断させインフェルノカイザーのベッドへ集まる。
「面倒かけたみたいだな。すまん。それと、ここはどこなんだ?」
「ここはフラッシュ港。フラッシュタウンからちょっと離れてる港でな。タケシの案で基地からワープしてきたんだ。」
インフェルノカイザーの質問にダークウルフは答えた。
「んで、港の宿の一部屋を借りて、お前さん達が起きるのを待ってたって訳よ」
タケシが補足するように言う。
「そうか…。あ、エルリークは!?」
インフェルノカイザーの隣のベッドには一人のハゲが大の字で爆睡していた。
「ハゲなら大丈夫だ。タケシが治療してくれたからな」
インフェルノカイザーはホッと胸を撫で下ろし、思い出したように自分の右手を見る。
(あの時の力は一体…)
「さて、約束通り、俺っちの情報を提供しちゃおうかね!」
タケシが突如立ち上がり手をパンパンと鳴らす。
「いいのか?エクストリーム砲はもう…」
「確保はできんかたばってん、所在が分かっただけでも純分っぺよ」
タケシはいつもの口調で喋る。
「そうか。じゃあ情報を頼む。ハゲには後から俺たちで説明するよ」
「OK牧場」
タケシはカバンから資料などを取り出し、インフェルノカイザーとダークウルフに説明を始めた。




