表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
闇空  作者: 闇の使徒インフェルノカイザー
第六章 ~光による独裁と黄昏の闇~
PR
68/508

破壊者

指輪から放たれた闇のオーラは煌々と黒い光照らす。

溢れんばかりのオーラはインフェルノカイザーの周りを漂う暴風の如しであった。


「なんやねん…このオーラ…」

タケシが呆然とインフェルノカイザーの右手から放たれるオーラに見とれる。



次の瞬間オーラはインフェルノカイザーの右腕に纏わりついた。

そしてインフェルノカイザーの右腕はオーラによって黒い武装のような物を纏った。

肘からは角のような物が生え、腕には赤い筋が血管のように腕全体を通っている。




「このオーラ量、まさか増幅器-ブースター-でしょうか?ウィール、油断はできませんよ」

「ッハ!!んなもん俺様が引き裂いてやるぜェ!!!!!」


ウィールは再度インフェルノカイザ-に切りかかる。

大剣の刃は空を断ち、棒立ちのインフェルノカイザーを襲う。



「カイザー!」

ダークウルフが咄嗟に叫ぶ。









バギィイン!!






「な…!?」

ウィールは何が起きたか理解できていなかった。

気づいたときには手に持っていた大剣が宙を舞っていたのだ。


そう。インフェルノカイザーの仕業である。

切られる瞬間、漆黒の右手で大剣を払い飛ばしたのだ。



そしてインフェルノカイザーは右手に渾身の力を込める。

腕に刻まれた赤い筋は真っ赤に輝き漆黒のオーラが右拳に集まる。


「オラァ!!!」

インフェルノカイザーの右ストレートがウィールの顔面に直撃した。


同時に爆風が巻き起こり、ウィールは錐揉み回転しながら瓦礫の山へと吹き飛んだ。



「ウィール!クッ!」

カルロは増幅器-ブースター-使用中のウィールが赤子の手を捻るかのごとく吹き飛ばされた事を未だ信じられずにいた。



「これはどうです!?」

カルロは光の矢を大量に出現させ、インフェルノカイザーへ一斉射撃。

無数の矢がインフェルノカイザーを襲う。




インフェルノカイザーは冷静に右手をかざし、オーラを集める。


その時、オーラが物質化し、一本の剣を作り上げた。

オーラの物質化など前代未聞。

カルロ、そしてダークウルフ、タケシはその奇妙な行動に圧倒されていた。


インフェルノカイザーは作り出した剣と持っていた剣を巧みに捌き、無数の矢を弾く。



「うおおああおおああ!!!」

同時に瓦礫から光のオーラを放ちながらウィールがインフェルノカイザーへ突っ込んできた。

自慢の大剣は持たず、もはやウィールは我を失っている。





ドス!



インフェルノカイザーは瞬時に右手に持つオーラの剣を投げ、ウィールの心臓を射抜く。

何が起こったかも分からず、ウィールは絶命した。


インフェルノカイザーは更にオーラで剣を作る。




「よくもウィールを・・・!!」

カルロは静かに怒りを爆発させ、オーラを全開で放出させる。


「もはや許すわけにはいきません!我が最強の魔法で――」

カルロの発言を遮るようにインフェルノカイザーはオーラの剣を投げつける。

剣は右胸に突き刺さり、カルロは激痛の余り、本を落とす。



「が…ハァ…!」

激痛に悶えるカルロの前に、インフェルノカイザーは無情にもオーラを放出させる。

その姿は正に処刑人。




「た、助けてくだ…」

カルロの言葉には耳を向けず、インフェルノカイザーは闇のオーラでカルロを閉じ込める。



「真闇の抱擁-イベント・ホライズン-」



オーラは圧縮され、最後には爆発を起こし、カルロは叫び声をあげる事もできずに即死した。



同時に部屋全体に張ってあった結界は音もなく消滅した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ