増幅器-ブースター-
「やったな!」
ダークウルフがインフェルノカイザー達と合流する。
2対1とはいえ、部隊長二人を圧倒し、見事勝利を手にしたのだ。
インフェルノカイザー達四人はそう思っていた
「結界がなくなってない…やと?」
カルロが張った結界は消えることなく部屋全体を覆っていた。
その瞬間ウィールが闇に飲まれた辺りから爆炎が飛ぶ。
「ハァハァ…やるじゃねぇか…!」
ウィールは生きていたのだ。
相当なダメージを食らったものの、闇に飲まれてはいなかった。
「甘く見ていましたよ」
同じくカルロもゆっくり立ち上がる。
「これ程のダメージを負ってもなお立ち上がるとはな…」
インフェルノカイザーは敵のしぶとさに驚いていた。
しかし、二人は虫の息。倒す事など容易い。
そう考える四人の前に部隊長二人は懐から腕輪を取り出した。
増幅器-ブースター-である
「それは!シェペなんとかの時と同じ腕輪!?」
ダークウルフが強敵の事を思い出し、驚愕する。
そう、彼らは増幅器-ブースター-の存在を失念していた。
同時に、部隊長二人も侵入者四人の実力を測り違っていたのであった。
「認めてやるぜェ!お前らは強い!故に、俺たちも本気で行くぞ!カロロォ!」
「私の名前を噛まないでください。さて、この戦いにピリオドを打ってあげましょう」
二人は腕輪をはめる。
その瞬間二人のオーラがとんでもない勢いで噴出する。
まさに光のオーラの暴風であった。
「これが増幅器-ブースター-ってヤツか!めんどくせぇ物作りやがって!」
エルリークが目の前の圧倒的な光のオーラに言い放つ。
「不味いっぺよ・・・彼等のオーラ量から考えると相当な強さになってるはずっぺ。油断せずn」
タケシが話してる中、タケシに向かって高速の光の矢が飛ぶ。
先ほどの光の矢とは決定的にスピードとパワーが違っていた。
「人が話してる最中に何するんスかー!!」
タケシも間一髪で矢をよける。
しかし矢は頬にかすり、頬から血がツーっと流れる。
馬鹿にならない敵の戦闘力に四人は下手に動く事ができない状況にあった。
「さぁ…今度はこっちからいくぜェ!!!!!!!!!11」
ウィールは大剣を構え、インフェルノカイザー達に向かい突進した。




