absorb energy
「馬鹿な…何故それ程の強大なオーラを携え、尚且つ扱い、そもそも…どうやって剣に込めているというんだ?そのオーラ…」
隊長は驚きを隠せないのは明白だった。声は震えていたのだ。
たかが一市民ごときに、軍隊を一瞬で全滅させられたのだ―
「クック…冥土の土産に説明してやろう」
アージョはその強大すぎるオーラを放った剣を天に掲げる。
「剣というのはただ斬るものではない…。人々の念やオーラなど、込められているのは様々だ」
「…貴様の剣にも、何かが込められている、というのか…」
「クク…この光刀ヌシマグロは、ただの光の剣では無い」
「光のオーラを吸収する」
ブオオオンッ!!
ザバアアアアアアアッ
「グ…」
「お前等が放った光のオーラを見た瞬間、俺は真刀シャチゼンから光刀ヌシマグロへと刀を入れ替えた。お前等が放った一つ一つのそのオーラをヌシマグロは吸収し、強大なパワーを得た。そして―今に至るという訳だ!」
「光を吸収する刀…!!なんて刀だ」
バタッ…
「ハッハッハァ!やった!俺が一人で光軍を倒してやった。これで俺は街のヒーローだァァァ!」
ズバッ!!
「ア…?!」
刹那―アージョは身体に違和感を感じた。
身体が―動かない?!
いや、これは…
「麻痺弾、だ―」
隊長がスック、と立ちあがった。
アージョは驚愕する。
「ば、馬鹿な…俺の…光刀ヌシマグロの超巨大な力のオーラを振り…それを真正面から受けたというのに…何故…平然と」
「残念だったな。光軍に光のオーラはそこまで効かないんだよ。ま、そこら辺に転がってる雑魚どもは別だが…」
「なっ…」
「優越感に浸った所で、貴様は罰を与える。光に妬かれて死んでもらおう」
シュウイイイイイイイイイイイイイイン…
(調子乗りすぎた…)
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「此処が、中心部か」
インフェルノカイザー達がたどり着いた場所―そこは、厳重な扉―
電子ロックがかかっている様だったが、DMPの影響により電子ロックは勝手に外れていた。
「さっきの奴が言ってたのは、此処のことだな。よし、此処に光についての情報があるかもしれない」
「そうだな…ところで、さっき大きな音が聞こえたようだが―」
「外で何かあったみたいだな…だがひとまず中だ。皆、行くぞ!」
「おう!」
バタム!
「誰だ?貴様等は―」
戦慄…!!




