脱出と目覚めしドラゴン拳
「闇はただ飲ます事だけじゃない。身を隠すのもまた闇…」
ダークウルフはそう語り、インフェルノカイザーに目を向ける。
しかしすでにタケシがインフェルノカイザーに薬草を与えていた。
「闇の住人が使うと言われる闇草だ…ちょっと臭いが効果は抜群だぞ」
「…ありがとう」
「おい、お前等!なんでこんなところにいるんだ?」
すると檻からエルリークが姿を現す。
どうやら此処でつかまっていたようだ。
「エルリーク!今すぐ助けるぜ!」
「あぁ、ところで俺はどうしてこんなことに?」
「後で説明する!さっさと脱出するぜ!」
「ああ、分かった。ドラゴン拳ドラゴニックキック【開放レベル2】」
ドゴオオオオオオオン!!
「おい!!檻壊せるなら最初から脱出しろや」
「馬鹿か。脱出したところでどこをどういけば分からんだろーが!」
「ああ成程…」
ウイーッ!!ウイーッ!!
突如サイレンが鳴り響く。
「やばい!今ので…檻を壊すとサイレンが鳴り響く仕組みなのか!!!」
「厄介なことになったぜ!連邦軍が…」
「よっしゃ。助けてもらったお礼だ、俺に任せとけ」
エルリークが前に出る。
そして四人は出口へと向かい突っ走る!
ドドドドドドドドッドドド
「見つけたぞ!!かっかれー!」
連邦軍が四人を見つけ、一斉に襲い掛かる!
「やっとお出ましか!ドラゴン拳、灼熱の炎!!【開放レベル1】」
ドゴボオオオオオ!ボルエケノオオオ
「ああああ!!」
「拳から炎が…あつい"い"い”ん"」
「クッ!!死ね!光の…」
「竜の睨み【開放レベル5】」
ギロリン!!
「動けな…」
「ドラゴン拳!怒竜牙噛砕拳【開放レベル8】」
ドゴオオオオオオオグシャッグシャッ!!!
「あああああ…」
「連邦軍のミンチの出来上がりィ!!」
(エルリーク…強い!良い戦闘センスだ)
「くそがっ!!喰らえ!光散弾!」
「ドラゴンシールド!!【防御体制】」
キインキンキイイン!
「竜の風圧!ドラゴン拳ドラゴンウィング!【開放レベル7】」
ヒュオオオオオオオオオオン!!
「ああん!!吹き飛ばされちゃう!!」
「畜生!!お前等、全員でかっかれー!」
「Sir!!!」
「これが最後だ!うおおおおおおおお」
エルリークが力をためる!
竜のオーラがエルリークを包み込み、エルリークのいる地面には竜の描かれた魔方陣がものすごい勢いで回転しだす。
「喰らえッ…」
「ハアアアア!」
エルリークから烈火の如くオーラが迸る!
魔方陣は回転を止めない、やがて威圧と風圧がエルリークを包み込む。
「クッ…なんてエネルギーだ」
インフェルノカイザーはその場に足を踏ん張っていないとその風圧に吹き飛ばされてしまう程だった。
「あああああ!!!!!!11」
エルリークの雄叫びにより、壁にヒビが入り、そのオーラの光の眩しさにより連邦軍は目を手で塞ぐことしかできない。
オーラが有頂天!!!!
「喰らえ!!1ドラゴン拳!!!」
エルリークの体中に湧き上がったオーラが右腕一点に集中する!
「破壊竜神波!!!!!!!!」
その右腕が振るわれた瞬間、それまでの凄まじい竜のエネルギーが放たれる。
ドゴオオオオオオオオオオン!!!!1
ドッシャアアアアアア
【開放レベルEx】
「これがドラゴン拳の力…。この技を出した後、俺は全てのエネルギーを使い切った為、戦闘不能に陥る」
「つえぇ…!つぇえよアンタ!」
「ただのハゲじゃなかったというわけか…」
「まぁな…」
こうして四人は威怨を後にした。
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「じゃあ俺は此処でお別れだな。健闘を祈る」
タケシの家で三人はタケシと別れを告げ、ライジングボルトシティを後にした。
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「それにしても…あの時の光のオーラ…あれはいったい…?」
インフェルノカイザーは右腕を掲げながらそう言った。
「さぁなぁ…今は光のオーラは出せないんだろ?」
「ああ。闇のオーラなら余裕で出せるんだがな」
ブワァッ!
インフェルノカイザーから生き生きとした闇のオーラが満ち溢れる。
「インフェルノカイザー、お前はもしかして光の戦士なんじゃあないんか?」
「あぁ?そんな訳ないだろ、俺は生まれも育ちも闇だ。光なんて浴びたことねえよ」
「ばってん…いや、もうよか」
エルリークはこれ以上追及するのはやめた。
「―で、次はどこにいけばいいんだっけ?」
「次は闇の湖、シャドウレイクの近くにある町【ブルジョワシティ】に行くことになってる」
「よし!さっさといこうぜ」
三人は意気揚揚と次の町を目指すのであった。




