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ココはドコ?

目を覚ますと、3人は草原にいた。

「ほんとにここどこ? てゆうかどうしたらいい? 俺のせいでこんなことになってしまったから俺のせいだ。 でもどうしよう。 本当にd」

「「うるさい」」

「夢の中なんだからどこに至って別にいいじゃない。死ぬわけでもあるまいし。」

「美鈴の言うとおりだよ。それに、ここはもしかしたら誰も来たことがない場所かもしれないよ?そしたらなんか発表されたりなんかしちゃうんじゃない?

”高校生3人が新たな夢の世界の開拓に成功”なんてさ!」

珍しく徹が興奮している。

「確かに二人の言う通り、何かあるわけでもないしね。」

「そうよ。せっかくだし、この世界を探索してみない?」

「そうだね、とりあえず、あっちに道が見えたから、そこに進んでみようよ。」

徹がウキウキしながら話す。テンションが高いからちょっとうざい。

「でもこの世界ではどうやら飛べないみたいよ?こんなことはあるものなの?」

美鈴の質問に健が答える。

「空を飛んだり、一部の動作ができない夢の世界もあるよ。夢の世界は”何でもできる状態”から”何もできない状態”までたくさんの世界があるからね。」

「そうそう。それに、この世界を見たところ、だいぶ環境が地球に似ているところが多いね。普通に遊ぶとしても、楽しそうだよ。久しぶりにこんな田舎みたいなところに行きたかったんだよね。」徹が健に続いて話す。

「よくわかんないけど、とりあえずあそこの道に向かって走って、そこから道なりに進んで旅をしてみましょう!ということで、あそこまで競争ね!よーい、スタート!」

「ふざけんな美鈴!帰宅部の俺がガチガチに運動部のお前と徹に勝てるかよ!」

「健、もし負けたらジュースおごりね」

ニコニコしながら美鈴に続いて徹も走る。

「お前らぁああ!俺を置いていくなよ!」

3人は道に向かって走り始める。




「はぁぁぁ、はぁ、はぁ・・マジで疲れた。」

健はあからさまに疲れた様子を見せながら、肩を落とし、道を進む。

「普段運動しないからそうなるのよ。そうだ!健も徹と同じバレー部に入れようか」「絶対にヤダ。」

そんなことしたら死ぬだろ。誰がするか。

「まって、あれ人じゃね?」

徹が上ずった声で言った。

「なんだよ、先客がいたのかよ。つまらないわね。」

いや、それはおかしい。だって俺たちはとんでもない爆発で飛んできたんだ。

そっれこそ何日も夢を見続けない限り、ありえない。

「あれ、見かけない人だね、どうかしたのかい?」

その老人が話しかけてきた。

「こんにちは、おじいさん。ここは何という星ですか?」

「星?よくわからないが、ここはヴァイキス帝国じゃよ。お前さんたちはどこの国から来たのかい?」

「私たちはにh」「ああ!いいんじゃいいんじゃ、言わなくても。よくないことを聞いてしまった。ここにいるということは”亡命”で間違いないんじゃな」「いや、そうじゃな」「わかっておる、わかっておる。大方ブラセス王国あたりからじゃろ?心配する必要はない。わしは別に告発などはせんよ。」「あの、ちょっと」「そうじゃ、3人ともわしの家に来るといい。狭い家じゃが、わしは一人身でのう。だから、別に3人でも住めるスペースはあるぞい。そこでしばらくゆっくりして、今後のことを」「ここって夢の中じゃないんですか?」おじいさんが予想以上におせっ・・いや面倒見がよいために質問をしてきたため、本題を話せなかったが、美鈴が無理やり会話を切って話した。ナイス!

「夢の中?何を言っておるんじゃ?ここはしっかりとした現実じゃよ。」



どういうことだ?俺たちは夢の中でここに来たはずだ。夢から覚めるには自分から行わないと不可能だ。”気づいたら夢から覚めている”なんてことはまずありえない。

「どうやら疲れで少しおかしくなっているようじゃな。いったんうちに来て落ちついたらいい。」


そうして俺たちはおじいさんからこの世界のことを教えてもらいながら家へ向かった。(なぜ知らないのかおじいさんは不審そうにしていたが)

俺たちが迷い込んだ世界はプラセルといって、現実とは違い、魔法が使える世界であるということ。今日はおじいさんの家で一晩を明かした後、ここの近くにある城塞都市ロブストに連れて行ってくれること。そこで私たちが宿に泊まることができるくらいのお金を渡し、おじいさんの伝手で仕事を紹介するからそこで働くこと。そんなことを話した。


こうして俺たちはおじいさんの家でご飯を食べ、話し合いをすることにした。

「いったいなにがどうなってんのよ!」

「そんなにカッカすんなよ美鈴」「するでしょうよ普通!」

「まあ、とりあえず明日も学校があるんだから、いったん起きない?」

「徹の言うとおり、とりあえず夢から覚めて、明日またどうするか考えよう。」

「そうよ!課題があることを思い出したから早く目覚めておきたいのよ。」

「じゃあ、また学校でね!」

「オッケー」

「ところでさ、徹。魔法が使えるって本当なのかな?」

「んー、わからないね。今までの夢の世界では魔法を使えなかったからね。でもさっきのおじいさんも料理の時に火を魔法で出してたから特別なものでもないのかもね。」「てことは俺たちも使えるのかも!」

何の魔法が使えるかな?個人的には炎や氷がいいな。かっこいいし。

「ねえちょっと!」

なんだよ急に。せっかく人が妄想を膨らませていたのに。




「夢から出れないんだけど!」


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