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【完結済短編】異世界恋愛・ハイファンタジー

【完結】王太子殿下に真実の愛だと見染められましたが、殿下に婚約者がいるのは周知の事実です

作者:真波潜
「ユーリカ……、どうか、私の愛を受け止めて欲しい」

何を言ってるんだこの方は? という言葉を辛うじて飲み込んだユーリカ・クレメンス辺境伯令嬢は、頭がどうかしたとしか思えないディーノ・ウォルフォード王太子殿下をまじまじと見た。見つめた訳じゃない、ただ、見た。

何か否定する事を言えば不敬罪にあたるかもしれない。第一愛を囁かれるような関係では無いのだ。同じ生徒会の生徒会長と副会長、それ以外はクラスも違う。

そして何より……。

「殿下。殿下には婚約者がいらっしゃいますでしょう?」

こんな浮気な男に見染められたくもなければ、あと一年後には揃って社交界デビューする貴族社会で下手に女の敵を作りたくもない!

誰でもいいから助けて欲しい!

そんな願いを聞き届けたのか、ふたりきりだった生徒会室の扉が開く。現れたのは……嫌味眼鏡で(こっそり)通称が通っている経理兼書記のバルティ・マッケンジー公爵子息で。

「おや、まぁ、……何やら面白いことになっていますね? 失礼致しました」

助けないんかい!!
あー、どうしてこうなった!
嫌味眼鏡は今頃新聞部にこのネタを売りに行ったはずだ。

殿下、とりあえずは手をお離しください!

※アルファポリス様でも別名義で連載しています。
4 取引成立
2020/11/20 14:21
5 エスカレート殿下
2020/11/20 20:34
7 情緒5歳児
2020/11/21 09:07
8 殿下矯正同盟の結成
2020/11/21 12:43
11 望んでも無いので
2020/11/22 10:32
17 全校生徒集会
2020/11/23 17:18
21 契約解消
2020/11/25 08:33
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