三十話 ギルドマスターとチンピラ
もう、2日に一個投稿で良いかなと思い始めている今日この頃。
さて、ソフランちゃんが起き、すぐに私に「お姉ちゃん!」と言って抱きついてきたので、すぐに解放された。
さて、ソフランちゃんが起きるまで、衛兵にギルドは何処にあると聞いたが、「ここら辺のでっかい建物」としか答えなかった。んー、でかいと…ふーむ。素材とか売れればいいな。
と、私の目の前にでっかい建物…なるほど、こう言うことね。確かに目立つな。よし、入ろう。
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うん、ゲームでもラノベでも、ギルドと言うものはたくさん人がいるもんだね。私と同じ猫耳の人もいれば、体が推定3メートルもありそうなごつい奴もいる。もっとも、ギルド自体が結構な高さなので、天井も高い。
とりあえず、『ギルド新規登録』とかいう、いかにもな看板の下に行ってみる。受け付け人は…と、まぁ、○ン○ンに出てきそうな受付嬢さんだ。
受付嬢「あー、あなた、ギルド登録したいんですか?見た目からして、そうとは思えませんが。」
ん?ギルド登録には、年齢規制があんのか?だったら面倒だな…
受付嬢「あなた、私の目がおかしくなければ10歳くらいに見えますが…そんな小さな子が荒くれ者のギルドには集まりませんよ?」
ユキヒア「えっと、なんか規約とかあるんですか?」
受付嬢「あるに決まっているでしょう。こんな小さな子が死んでしまったらギルドの信頼に関わりますからね。」
ユキヒア「あー、そうですか…」
受付嬢「小さな子に言っても無駄だと思いますが、一応条件とか言いますよ?」
あ、条件言ってくれんだ。優しい…のか?
1、15歳以上なら登録は許可する。
2、15歳以下の者は登録は許可しない。だが、才能ある者はこのギルドの最高権利者に見せること。
3、ギルド登録者同士の決闘は許可するが、故意に殺害、犯罪等起こしたらギルド会員を追放する。
ふーむ、なるほど。
ユキヒア「あの、受付嬢さん、お願いがあるんですが、良いですか?」
受付嬢「あー、特に誰もいないし、暇なので、聞くだけ聴きますよ?」
ユキヒア「ここに解体場なるものは存在しますかね?」
受付嬢「ありますが…案内しろと?」
ユキヒア「話が早くて助かります。案内お願いします。」
受付嬢「どうせ暇ですし、いいですよ。」
ユキヒア「ありがとうございます。」
よし、おけい。
私は受付嬢さんに手を繋がれて案内される。
受付嬢「こうやって解体の様子を見学しにくる子供たちもいますが、貴女もその類ですかね…」
ユキヒア「あー、実際に用があるですよね…」
受付嬢「嘘はよしてください。っと、着きましたよ。」
おー…部屋がでかい…そして、血の跡、でっかい刃物、男(女)の浪漫だねー。すげぇや…
おっさん「おー、受付嬢ちゃんか、また見学させに来たのかい?」
受付嬢「そのはずなんですが…この子、用があるみたいで。」
おっさん「俺は長年この解体業をやってるが、こんな嬢ちゃんとは知り合いではないんでねぇ…んで、なんの様なんだ?」
私、そんなに小さい?まぁいいや。
ユキヒア「あ、はい、実はこの奴を解体したくて…うぃぃぃぃしょっとぉ!」
案外重かったモンスターの死骸を出す。
ユキヒア「こいつを解体したいんですが、いいですかね?」
おっさん「……………おい、嬢ちゃんの親は冒険者がなにかか?」
ユキヒア「いや、親も農k…いや、平民ですから、ないですね。私が仕留めました。」
ありゃ、案の定驚いているな…、
おっさん「その仕留めた技とやらを見せてくれないか?」
ユキヒア「はーい。とりあえず、適当な的を用意してくれないですかね?」
おっさん「ああ、わかった、」
受付嬢「話についてけない…」
受付嬢が話についてけないらしいが、気にしない。おっさんが…なんだ?木らしきものを用意した。それに撃てばいいんかな?
ユキヒア「あれに撃てばいいですか?」
おっさん「ああ。」
うむ、何撃とうか…巨大蛇を倒した時に使った氷魔法でいいかな?よし実践。
氷魔法だしてー、集中してなるべく尖らせて…
ユキヒア「ヤッ!」
掛け声と同時に氷柱が木に向かい、衝突。木は貫通したみたい。
おっさん「驚いた…無詠唱で氷を鋭く出来るとは…お前、何もんだ?」
ユキヒア「ただの13歳の人間ですよ。」
受付嬢「…………ハッ!と、とりあえず、ギルドマスターを呼んできます!」
受付嬢が放心してたが、すぐに戻って来た。そんでもってギルドマスターを呼んでくるみたい。ギルドの最高権利者はギルドマスターで合ってんのかな?
おっさん「とても平民とは思えないな…実は魔女の末裔だったり?」
ユキヒア「魔女ってなんかやったんですか?」
おっさん「いや、悪事はしでかしてないが、魔力の値がずば抜けて高い存在らしい。昔話に魔女の魔力を巡り各国で戦争が起きたという逸話もある。」
ユキヒア「私は平民ですが、その話は知りませんでした。」
私とおっさんが話していると受付嬢とギルドマスターらしき人が来た。
ギルマス「ほう、この小娘が魔法を放ったと…珍しいものもあるな…こんなところで立ち話もなんだし、私の仕事部屋に招待しよう。」
ユキヒア「あーはい、今更ですが、敬語等は無理なのですいません…」
ギルマス「構わん、小娘の好きなように話せ。」
これが強者の余裕ってやつかな?ステータス覗き見したけどザウスより少し高いくらいだった。そろそろ偽装スキルを使おう。称号の神々の加護、異世界からの転移者、スキル等のレベルを誤魔化せばなんとかなるっしょ。
と偽装スキルで調整してるとギルドマスターの部屋に着いたっぽい。
さて、どうなるかな。
ギルマス「さて、小娘はこのギルドの会員となりたいか?」
ユキヒア「なりたいですね…あと、小娘はやめてください、私の名前はユキヒアです。」
ギルマス「小…ユキヒア、当ギルドは15歳以下の子供は登録出来ないが、何かずば抜けた能力があれば、特別に登録出来るということになるんだが…何か能力を見せてくれるかね?」
ねぇ、さっき言い間違えたよね?
ユキヒア「あー、属性は何がいいですかね?あと的をください」
ギルマス「属性は何でもいい。ほら的だ。」
よし、なんとなく演出してやろう。
私は氷魔法を発動する。氷の粒がどんどん鋭くなり、そして風魔法で舞わせる。そして氷の粒が鋭くなったら的に向かって一気にドーン!
流石に氷が小さく的を貫通とはいかなかったが、沢山の小さな穴が沢山空いた。
ギルマス「ほう…風魔法と…氷か?氷を鋭くさせて、風魔法で一気に飛ばすという技…この技は強者も、ユキヒアの同年代の子供達も出来ない…流石だ。」
ユキヒア「ありがとうございます。」
ギルマス「では、ギルド登録をしよう。知力は…沢山の氷を一気に鋭く出来るから、知能は高いだろう。ついてこい。」
あー、私は元々馬鹿だったんだけどね!ゲームの影響だから!
…
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…
よし、終わった…面倒くさかったな…測定する人達にも驚かされたし。
そして、道中狩りまくったモンスターを解体場のおっちゃんに出してやったら「お前、一体何者なんだ…?」と言われちゃったよ…とりあえず、適当なモンスターの肉を急ピッチで解体してもらい、肉はだいたい7キロ、素材はそのまま売ってもらい、金貨2枚…日本円で2万かな?後は時間がかかるらしくて早くても3日かかるらしい。
肉を革袋に入れてもらい、解体場を出る。おっちゃんは「腕がなるゼェ!」とはしゃいでいた。…仕事人か?
リュックに肉を入れて、ギルドを出よう。とりあえず、拾った山菜とか野菜を買って、白飯は無いけど肉野菜炒めを作ろう。
ギルドの出口付近に着いた。よし、ギルドマスターの計らいによって、狭いけど住居が確保出来た。ギルドマスター、やるじゃん。っと、チンピラがいる…そして案の定話しかけてきた…
チンピラA「おい、餓鬼、今背中に背負っているやつ俺たちにくれよ!」
チンピラB「寄越さなきゃ、分かるよな?お嬢ちゃん?」
キモい。そしてデジャヴを感じる。ギルドイベント恒例のチンピラですかね…適当にあしらってやろう。
ユキヒア「こんな小さな子から荷物を取ろうなぞ、てめーらには頭が足りないのか?あ、元々馬鹿だから仕方ないか。」
あヤベ、ついつい喧嘩口調になっちゃった…そしてあしらうと言うか完全に煽っちゃった…
チンピラA「ふざけんな!ブッコロス!」
チンピラB「いや!身ぐるみ剥いで奴隷商人に売りつけてやる!」
ですよねー…とりあえず、私が原因とは言え、奴隷商人?気になる…
そしてラノベのギルドのテンプレのやーつ。まさか自分が体験するとは思わなかった。
ナイフを装備して襲ってきたな…まぁノロすぎる。どっかの変態大学生とはまだマシだが、まだノロい。とりあえず避けてスタミナ切れを狙うか…
ユキヒア「はーい、少女と馬鹿共が通りますよっと。」
人A「うわっ、なんだなんだ!?」
チンピラA・B「「誰が馬鹿だぁぁあ!」」
私は机と柱を上手く使い、馬鹿共から逃げていた。暇だったんで、飛ぶ最中に空中回転とかのアクロバットも決める。綺麗に決まって嬉しい。
っと、投げナイフ…意外と狙うのが上手いな。ナイフ持って追っかけるよりもナイフ投げた方が命中すると思う。もっとも、当たる気などさらさらないが。
そろそろチンピラ達がバテたみたい。流石異世界の人間といったところか、15分走り続けてやっとバテるとはね…腐っても冒険者…なのかな?
ユキヒア「んで、何がしたいのあんた達。」
チンピラA「ゼーハーゼーハー…死ねェェ!」
ユキヒア「うっ!?」
ナイフを私の顔目掛けて付いてきた…私は急いで避けるも、右の頬が切れてしまった…迂闊に近づくんじゃなかったな…とりあえず仕返しとしてヒザ蹴り三発入れた。三発いれてやっと気絶って…タフだな…多分鼻とか折れてると思うけど。
もう1人のチンピラはバテながらも逃げようとした。私を奴隷商人に売りつけてやるって言った奴。後頭部目掛けてドロップキックしてやって、相手の頭目掛けてペナルティキック!結構力入れたけど、首の骨は折れてないでしょ。殺してもないから追放もされないし。だが心配なので気休め程度の治癒魔法をっと。
よし、終わった、予定通り、野菜とか器とか買って帰ろう…疲れた。飯食って寝たい。
ギルド内では、黒髪黒眼の美少女が、ギルドでは評判のタチの悪い大人達を翻弄し、蹴りだけでノックアウトしたことにより、みんな黒髪黒眼の美少女のことで話題になった。
三十話ですが、キャラ紹介はお休みです。四十過ぎたら書こうかな?
休日はなるべく投稿したいですね…眠たいのでお休みなさい。




