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エピローグ
「衣月。複雑な終わり方だね」
「そうだろ」
少年はクリアし終えたゲームを消し、ゲーム機を閉じた。
「ゲームだって割り切るつもりだったけど、プレイしちゃうと現実味があって本当じゃないか、って思うよね。本当のことだと思うけど」
「そうだよな。最後に主人公もヒロインも、親友と妹を残して死ぬなんてバッドエンドの極みだよな」
「うん、そうだね」
見舞いに来ている少年は少年の手を握った。
「どうしたの?」
「水谷はこのゲームみたいに俺を置いて死ぬなよ?」
「死なないよ」
「絶対だぞ?」
「絶対」
指きりを交わし、見舞いに来た少年は満足げな顔で帰っていった。
本編は終わりましたが登場人物まとめなどありますので、そのまま待っていただけると嬉しいです!




