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鮭様大好き♡秀吉絶対ぶっ潰す!  作者: みたらし丹後
氏家家と不幸な女神
14/66

13.白馬に乗った王様

投稿ギリギリセーフ。

〇氏家楓〇

「??真っ暗?何処?」

 目が醒めたら、暗闇の中。・・確かお姉さんと遊んでて、寝ちゃったんだよね。


 突然。

「かぁぁぁえぇぇぇでぇぇぇぇぇ!!!!!!」

 女性に凄まじい絶叫で、呼ばれる。

 がばっと、跳ね起!

「ガァン!!」と。音と同時に、おでこに激痛と、目の中に火花が散る。

「あ痛!!」

 痛みに悶絶しながら、右手でおでこを撫でて、左手を挙げて、暗闇をまさぐる。


 何かの金属?私を覆っている?


「ひっぐ!ひっぐ!ひっっぐ!うううぅぅぅぅぅ!」

 闇の中。私の名を叫んだ女性の嗚咽と、慟哭のみが、響き渡る。

「がぁぁぁえ゛ぇぇぇでぇぇぇ!!」

 

 何々?!怖い怖い怖い・・。やだ!怖い!助けて!

 今世の母に、絞殺された。光景が、フラッシュバックする。

「やだ!やだ!やだぁ!助けて!助けて!ごめんなさい!助けて!」

 手のひらで、私を覆っているものを、叩きまくる。

「バン!!バアン!!バン!!ババン!!バン!!・・・・・。」

 物凄い音を立てるが、構わず叩きまくった。

 必死になって、手のひらから、痛みを感じながら、叩いていた手のひらが、突然空を舞って、スカっと、空振りする。


「えっ?!」


 同時に辺りが、眩しくなる。


「怖かったか?すまんかった。」

 眩しさから、視界が戻ると、そこには黒いスーツに身を包んだ。ロマンスグレーのダンディーなおじさまが、金属タライのようなものを持って、こちらに微笑んでいる。


「大丈夫か?えらい顔になっとるぞ。ほれ。」

 そのおじさまは、私に向かって、洗練された所作で、ひざまずき、胸ポケットから、さっとハンカチを取り出し、優しく、ほんとうに優しく、私の顔を拭ってくれた。ちょい悪親父な、渋い笑顔が眩しい。直視できない。

 

 安堵すると同時に、恐怖がよみがえる。

「うっうっうっ・・うわーん!怖かったよー!」

 涙を滲ませながら、おじさまに、すがりつくように、抱き着く。おじさまは、優しく私を受け止めて、私の背中に、手のひらをポンポンと当て、ささやく。


「そうか、そうか、怖かったか。大丈夫、大丈夫だよ。」


ああ、私の白馬に乗った王様。もう好きにして~!



◇◇◇



 暫くおじさまに、抱擁され、慰めてもらい。だいぶ落ち着いた。

 奥の方から、何やらぶつぶつと呟く声が、聞こえる。


「許さん。何もかも。おのれ。おのれ。憎い。何もかも。・・・・・・・。」

 ぶつぶつぶつと、言葉を紡ぎ続ける。10歳くらいのお姉さん。


 その(なり)は、(きぬ)()の上下を赤色の帯で、固定した緑色の着物を羽織って、頭は、蝶々(まげ)。首には、緑色の勾玉(まがたま)みたいなものを繋げたネックレス。そして、緑色の耳飾りをしている。

 どう見ても、古墳時代チックな、出で立ちをしている。


 緑好きなのね。と思ってよくよく声を聞くと、先ほど私を叫び呼んだ声と、気付いた。


「ひゃい!」

 思わず悲鳴を上げる。


「ん?どうした?」

 と訊ねてくるおじさまに、震える指先で、お姉さんを指差す。


 くるっと、お姉さんの方を向いた。おじさまの顔色が変わる。

「!!しまった。言葉も縛っとくべきだった。」

おじさまは、渋くカッコ良く「チッ!」っと舌打ちする。

◎緊急速報◎

小さい方の楓さんの枯れ専発覚。



知り合いに、読んでもらい。感想を聞いたところ。

タグ3つ「コメディー」「ファンタジー」「日本神話」を絶対に追加しろとの指摘をいただき。

不本意ながら、1つ削って3つタグを追加しました。

「ギャグなどないのじゃ~。何処に超自然的などあるのじゃ~。寄り道しないで、さっさと本編始めろよとの皆様の無言の圧力が怖いのじゃ~。」

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