04 ネクスト島
04 ネクスト島
ネクスト島に着いた。
村からライジング島までは四日かかったのに、ライジング島からネクスト島までは二日しかかからなかった。
「落ち着いて考えてみると、当たり前か。」
「みーくん…。ミントがそんなにバカだったとは。ごめん。勘違いしてた。」
「謝る必要はないよ。もう十分に分かっているから。」
「あはは…。はあ。」
また密林が続いている。
そして、また青く丸い鳥についって行っている。
不意に気になったことを聞く。
「バレッタ。」
「なに?」
「この世界には魔法使いとかいるの?」
「いるわ。それがどうかした?」
「いや、何でもない。」
青い鳥を見失わないようにしながら、地面の木の根っこにつまずかないようにするのはなかなか難しい。
「ミント、どうしてそんなこと聞いたの?」
小さい声でみーくんが聞いてくる。
「なんだかなぁ。一時の気の迷い…?というか、何で聞いたのかよく理由がわからないんだよね。」
「魔法のせい?」
「それは違うでしょ。」
また小屋が見えてきた。
この前と似たような、立方体に三角屋根がついた建物。
バレッタには外で待機してもらうことにした。
「好樹、今回は本当に危険な香りがする。早く戻ろう。」
「うん。分かってる。」
「じゃあ行くよ。三、二、一、ゴー!」
好樹はダッシュで扉を開けて、中に入る。
紙を見つけ、手に取りポケットに突っ込む。
扉を開けて、急いで外へ。
何かに背中を押され、前向きに倒れる。
バレッタが駆け寄ってくる。
「大丈夫?」
「うん。何とか。」
そういった好樹が振り向くと。
(ひゃー。)
小屋はバラバラになってぺしゃんこにつぶれていた。
「この前の爆弾と同じようなものが仕掛けられていたようだね。」
みーくんが冷静に分析。
「こりゃ、僕たちが死んでも困らず、むしろ喜び望んでいる人間がいると言う事がわかったね。」
好樹が立ち上がってバレッタに聞く。
「どこか怪我したところは無い?」
「外で待機しているという命令のおかげでかすり傷一つ負ってないわ。」
僕たちは教えてもらった宿に向かった。




