終末
まぁなんとかシーサーペントのボスッぽいの倒したんだし、これでメス竜とモテモテの展開作れるっしょ!
俺は真っ先に他のシーサーペント達の方に向かった、その時だった。
ドゴオオォッ
突然正体不明の爆発音がなり、シーサーペント達が一斉に何処かに慌てて逃げて行った。
ちょ、何か起こった!?
慌てて辺りを見渡したら、上空になんかが居る…
あの形状、まさかあのブタドラゴンか?
大慌てで上の方まで登って海から飛び出し、空を見上げるた。
無数のブタドラゴン、天使の様な歪な化物が辺りを飛び回っていたのだ。
な、何なんだよコレ……
『人類よ、貴様らの時代は今日終わる。我々は遂に神に近い力の開発に成功した、滅びの瞬間をただ呆然と見ているがいい』
コレはあの時の念話か?
一体誰が何処から……
『逝け』
突然、空から大量のレーザーが降り注いで来た。
余りの眩しさに目が……
視界が晴れた時に見えたのは、とんでもない光景だった。
海が、消えていた。
文字通り、綺麗さっぱりだ。
さっきまで水があった筈の場所には、大量の何かの骨で地面が散らばっていた。
嘘、だろ……?
次々と天使の様な化物、得体の知れない何かが地上に降りては光線を撃っていき、人々を惨殺していく。
何なんだよ、コレは……
ヤバい、別の天使の様な化物がレーザー撃ってきやがった!
大慌てで旋回して躱し、そのまま行き先も決めずにがむしゃらに飛び回る、が……
辺り一面に化物が飛んでいて、もう逃げ場が無い。
クソッタレが!
どうなってんだコレ?
『元気か、兄弟?』
突然何処からか声が聞こえた。
一体誰だよ!?
『まぁ知る筈もないだろうな、お前が生まれた丁度の時に私は立ち去ったからな……』
そう言いながら上から黒い巨大なドラゴンが降りてきた。
……鱗が俺と似ている気がするな。
『悪いな、兄弟。今日やっと封印が解けた、あの程度の封印に10年掛かるとはな……』
ちょ、まずお前誰だよ?
俺全然知らないんですけど!?
『今のお前が知る必要は無い、なんせ貴様には何の生存価値も無いからな』
は?
生存価値とか、何言ってんの?
『私は思うのだよ、今の生命は腐敗している、と。其処で私はオーク達の復讐心を利用し、選ばれた人類だけを次の世代に生き残らせようとな』
…いよいよ何言ってんのかわかんねぇぞオイ。
『もういい、失敗作に要は無い。先に逝け』
奴がそう言うと、突然口を開けてなんか吸い込んでやがる……
確実にヤバいブレスが来る!
咄嗟に逃げようと旋回しようとした…が、いつの間にかあの化物が周りを囲んでやがる…!
『さらばだ』
あ、やべ……
奴の輝くブレスに巻き込まれ、目の前が真っ白になっていく。
それと共にだんだん意識が遠のいていった……




