本でした。
この魔法書難し〜。
思ったように光属性の魔法は難しかった。
光の属性と神聖魔術と言うのもあって神様にお願いして、習得するものなんだって。
魔法はこれで全部コンプリートだし。
最後はこの魔術で終わりだ。
「神様〜。聖属性をつかわしてください〜」
・・・・・
やっぱりねちょっと嘘っぱちぽかったし。
「これで最後、お願いします神様〜」
「何じゃお前〜〜〜〜!!!!!」
おじいさんの声が頭に響いた。
「え?うそ。神様?」
「え?うそはこっちのセリフじゃ。なんで魔獣のお前がここにおるんじゃ。てかわしでも見たことない魔獣、特異か。」
「不思議なこともあるのね。夢の中って面白いわ。」
「夢?お前はその魔獣に転生しておるぞ?しかもアカシックレコードの中の知識をほとんど持っていきよって。」
「この中は時間は進まないからな、夢の中と勘違いしても仕方がない。」
転生ってことは私死んじゃったってこと?
前世の記憶はもう残ってない。
多分この体に馴染み過ぎてる。でもにほんって国の知識とか技術は多分私の本の中にある。
もとの私の生きた証もあるし、悲しくはない。
「神聖魔術教えてください。」
「まあええか。わかった。制約のことは理解しとるな?」
「全部知ってる〜」
「わかった。それっ」
おじいさんが軽く言った瞬間にくらっときた。
「全部わかる〜すごいね。」
「本ってすごいのもう定着しとる。」
「おじさんアカシックレコードって何?さっき言ってたやつ。」
「この世界の知識などを記録している場所じゃ。なぜかお前はそこの本の一部に転生してしまった。それに自我も持っておる、立派な魔獣じゃ。」
「魔獣って名前可愛くない。変えたほうがいいんじゃない?」
「うーんそんな事言われても。お?わかった。お前を魔獣じゃなくすれば良い。」
「そんなことできるの?」
「知識だけで言ったら向こう側の知識を持つお前はわし以上じゃろう。魔獣として神化する余地はある。では行くぞっっ」
すごい剣幕で神様は叫んだ!!
「キャッ」
気がついたら飛べなくなって地面に落ちていた。
「終わったぞ?」
目を開ければ、そこには,,,,
何も変わってない私がいた。
「何も変わってないんかいっ」
思わず突っ込んでしまった。
「ふぉふぉふぉわしの眷属になっておるだろう。死んでも転生せず、この世界を管理する側に回ったのじゃ。頼んだぞ?世界の魔導書、種族名を勝手に名付けさせてもらったぞ。」
「ありがとう。何すればいいの?」
「お前の気の向くままに行動すればいい。お前の知識は私も見られる。お前が知識を溜め込むことで私の仕事が助かるのだ。」
「じゃあ、おじいちゃんの管理してる世界に降りようか?そしたらおじいちゃんも管理しやすいでしょ?国の名前はあるけど滅亡の原因とか、知識にも穴があるのは読んでわかってる。だからそこを実際に見て聞いてページを増やしてあげる。そしたらどう?家族として活躍できる?」
私の意識は人間ではなく魔獣に近い。眷属と言ったら、人間で言うとほとんど家族のようなものだ。
「それは、助かるが、お前でも厳しい世界かもしれんが良いか?最悪死んでも、アカシックレコードにお前は戻ってくることになっておるが。いいのか?ここでずっと本を読むほうが良いのではないか?いやわかった。頑張れ私の家族よ。しっかりとお役目を果たすのじゃ。」
急におじいちゃんが光った。
「うわっ」
目を開けると、知らない森の中にいた。




