幕間 凛の気持ち
「俺が運命感じた女の子、どうやらあの子も運命感じたらしいです。」
「小さい頃の約束を信じて会いに来たJKと同棲する事になりました。」
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千夏さんが部屋に来て思いを聞かされた。
そして今から和真君が来ると言う。
私は話の内容は分からないが今の私のこの気持ちの答えがあるのならすぐに聞きたい。
怒りと安堵。感情の対角にあるはずの気持ちが私の心に同じ量だけ存在している。
早く来て欲しいが少しだけ恐怖もある。
だけど私は逃げたくない。和真君の理由を知りたい。
知った答えに本気で答えてあげたい。
私が押し掛けて和真君にたくさんの気持ちを抱いて膨らんで…
だからこそどんな答えであれ私は和真君に真剣に答えたい。
もしその答えが悪いもので…捨てられるなんて事になっても私はしっかりと答えてあげたいのだ。
それでももし私を選んでくれる様な答えが聞けたら私の全てを和真君にあげる。
私のこれからの一生を全て賭けてずっと一緒にいたいと思う。
そして和真君が私の部屋に入ってくる。
私と間違えて千夏さんを抱きしめたと聞き安堵の気持ちが少し大きくなる。
そして話を聞き質問する。
「その答えがあるなら教えて下さい」
泣きながらも怒鳴るように聞く。
そして返事をもらい最後に、
「彼女どころかお嫁さんになってくれ。一生俺のそばにいてくれないか?」
その言葉にキスを求めて答えた。
言葉での返答はしなかった。
私の気持ちを込めたファーストキスと共に和真君に捧げる。
そして和真君の手を握り皆さんの元に帰る。
一生を誓う結婚の報告の為に…
今回は凛の気持ちを描きました。
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