JKと飲み会で祝福を
「俺が運命感じた女の子、どうやらあの子も運命感じたらしいです。」
「小さい頃の約束を信じて会いに来たJKと同棲する事になりました。」
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2人揃って部屋をでてみんなの元へ帰る。
「みんな聞いて欲しい事がある。凛に俺の奥さんになってもらう事になった。佐藤には申し訳ないが歓迎して欲しいと思っている。凛はまだ年齢的に結婚できないが心はもう共にある。だからこれからもよろしく頼む」
そして2人で頭を下げるとすぐに拍手で歓迎してもらえた。
「千夏さん、ごめんなさい。誤解してました…私の為を思ってくれていたなんて…感謝しています。よかったらお友達になってください」
佐藤の前まで行き頭を下げて手を伸ばす。
そして佐藤がその手を取り「喜んで」と微笑む。
ここにいるのは俺の大事な仲間なので遺恨を残さない結果になって良かった。
そしてまたみんなで乾杯をする。
俺と凛の門出を祝って。そして佐藤の新たな出会いを祈って。
そこで俺の一番の部下と言っても過言ではない奴。高橋が口を開く。
「女の子は16歳で結婚出来ますけど誕生日はいつなんですか?どうせすぐ籍を入れるんでしょ?」
「誕生日?そんなもの知らん。今から知っていく」
恥ずかしい話だが誕生日も知らなかった。だが酒も入ってるせいか自信だけは何故かあったので堂々と答えてやった。
「和真君がそんな事も知らなかったなんて…先が思いやられます」
「じゃあ凛は俺の誕生日知ってるのか?」
「教えてくれてないのに知るわけがないです!」
お互い様だった。
「係長の誕生日は10月10日よ」
佐藤が代わりに答えてくれる。
人数が少ない職場なせいか誕生日はみんなでプレゼントを贈り合う。その為、みんながみんなの誕生日を知っていた。
「私も同じ日です。これは運命ですね!」
はい。運命来ました。みんなびっくりしてるぞ?
「じゃあ婚姻届はその日で決まりじゃないですか!」
みんな意見が一致したし俺たちも同意した。
そして凛がまた料理を作ってくれて楽しい飲み会は日を跨ぐまで続いた。
そして時間も時間なので飲み会を締めてお開きになった。
帰り際奥さんに迎えを頼んだやつが怒られていたのはみなかった事にする…
うちもいつかこうなるのだろうか?
そして部屋に2人だけになるがなぜか緊張してしまう。
「どうしましょう?結婚するならもう同じベッドで寝たほうがいいですか?」
凛が提案してくるがキスしたとはいえ15歳と体の関係になるのは自分なりにもなしだったので断った。
受け入れてしまっては絶対に我慢の限界が訪れるからだ。
凛は残念そうにしていたが仕方がない。
そして順番にシャワーを浴びてリビングに戻る。
そしてソファーに並んで座りどちらかともなく手を握りあう。
「高校生の間に結婚してもいいのか?卒業まで子供を作るつもりはないし大学も凛の頭ならどこでも行けるし凛には好きな仕事をしてもらいたいから選択肢は多い方がいい。専業主婦でも今と変わらない生活は出来るからそれでもいいし」
「結婚はすぐにしたいので籍は入れたいです。子供はすぐに欲しいですが正直私はまだまだ子供です…それだと子供がかわいそうなので卒業までは待ちたいですが和真君が早く欲しいなら頑張れます!大学はまだよく分かりません…でも少しでも社会を知りたいので専業主婦でもパートくらいはしてみたいです。これからゆっくり考えたいですね」
「とりあえずは広子さんに報告からか。早く来いって言われているし大学の学費だって出せるから気にするなよ?」
「和真君ってお金の心配をしないですがいくら稼いでいるか聞いてもいいですか?」
「去年の年収は700万くらいだったかな。でも23歳くらいが一番稼いでたけど…これからは凛の勉強も兼ねて管理してもらおうかな?」
「和真君稼ぎ過ぎです!テレビで見た20代の平均年収にダブルスコアです。そんなの管理出来ません…」
「昔はブラック寄りのグレーだったけどその時の給料を参考にホワイトに変わったから安定してるんだ。でも信頼してるからこそ任せたい。嫌か?」
「分かりました。頑張らせて頂きます」
「じゃあ近いうちに口座とか教えるから頑張ってくれ」
「でもいよいよ夫婦みたいになってきましたね!しかも籍を入れたらもっと愛し合っても法に触れません。嫌いになりかけていた法に守られます!ジムのスタッフにも名義変更で驚かせてやりましょう!」
ジムのスタッフに警察を呼ばれた事を未だに根に持っているとは…
「だからこそ誕生日まではキスも我慢したい。気持ちが伝わった今我慢が出来なくなってしまう」
「私はいいのに…でもキスだけはしたいです。おはようとおやすみくらいはして下さい」
「まぁそれくらいは…いいかな?」
「じゃあおやすみのキスして今日は寝るか?明日はデートの予定だったが広子さんに挨拶に行くか」
「そうしましょう!お母さんをびっくりさせてあげます」
そうしておやすみのキスをする。
終わるまで15分近くかかったのは秘密にしておこう。
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