第106話 「自分の価値」
文化祭1日目の午後のこと。
中庭の一角で、たこ焼きを出していた2年4組の屋台スペースに1人の女生徒が訪れた。
「すいません、今ちょっといいですか?」
そう言いながら屋台に近づく彼女を見るや、男子生徒はがらりと目の色を変え、騒ぎ始めた。
「あなた、もしかして春川さん?」
彼女の存在に気づき、少し大きめの声でそう聞き返した1人の生徒により、中庭で屋台を出していたクラスの生徒達が一斉に視線を向けた。
そう。現れた彼女は1年生にして、現生徒会長である工藤沙耶香に次ぐ人気度を誇る女子生徒……学園のアイドルである、春川彩乃だったのだ。
学園のアイドルを少しでも近くで見ようと押し寄せてくる男子生徒達を掻き分け、彩乃は屋台の方へと進み、代表者っぽい女生徒の元へ近寄る。
「どうしたの?たこ焼き買いに来た?」
「違います。ここにはある人を探しに来ました」
「そうなんだ。このクラスの人なら読んでこよっか?」
「はい、お願いします」
「おっけー。それで?その人って誰なの?」
女生徒は屋台の調理場や会計スペースを見渡しながら目的の人物を問う。
そして彩乃も屋台内を見回し、1人の女子生徒を見つけたタイミングでその名を口にした。
「逢坂雅せんぱいです」
その言葉は、調理場の奥でパック詰めをしていた本人にも届いたようで、一瞬彼女と目が合う。が、すぐに相手は視線を逸らした。
「ああ、逢坂さんに用があったのね」
「そうです。2人で話したいんですけど、今せんぱいをお借りすることって出来ますか?」
「そうね。逢坂さんまだ休憩とってなかっただろうから、いいわよ」
そう言うと、女生徒は後ろで少し体勢を低くする雅に手招きをする。
恐る恐る近づく彼女を、彩乃はずっと睨み続けていた。
「な、なんでしょうか……?」
「逢坂さんまだ休憩とってないでしょ?なんか春川さんがあなたに用があるみたいで、今から休憩入ってね」
「わ、わかりました……」
そう返事をする雅はエプロンを脱ぎ、屋台の外で待つ彩乃の元に近づいた。
その間も、彼女の鋭い睨みは続いていた。
「じゃ、行きましょうか、雅せんぱい」
そう言った彩乃に後ろからついて行くようにした雅が連れてこられたのは、人気のない校舎裏だった。
「えっと、彩乃、ちゃん。話って……」
誰もいない校舎裏の静けさと、1度もこちらを向いてくれない彩乃に少し怯えながら、恐る恐る聞いた。
「あー、その前に1つだけ、私から質問させてもらっていいですか?」
あやのは振り向かないまま、雅の質問を質問で返す。
「し、質問って……?」
「もし仮に、ここに直之せんぱいがいたとして、この場で私達よどちらかを選ぶって状況になったとしましょう」
「そ、そんなこと……っ」
「仮にですよ。それで、もし自分が選ばれて、せんぱいから好きだって言われたら、雅せんぱいはどうしますか?」
「……っ」
あまりにも予想外の質問をくらい、雅の動揺はその体と手の震えに現れた。
しかし、質問の返しとしては、彼女達からすれば考えるまでもないものだっただろう。
だが雅は、その答えをすぐに出すことが出来なかった。
「そ、それは……えっと……」
答えに困り、黙り込む雅を見て、彩乃は呆れたかのように小さなため息を吐き、ようやくその顔を雅と向かい合わせた。
「……なんですぐに答えが出ないんですか」
そう言った彩乃の表情は、冷たく見えるものの、どこか怒っているようなものだった。
「私の答えは決まってます。せんぱいに飛びついて、私も大好きってもう一度伝えます!雅せんぱいの目なんか気にしてあげません!」
その真っ直ぐな視線と共に言い放たれた言葉には、雅も息を飲んで黙り込む以外の選択肢を見つけられなかった。
「だってそうでしょ!?そのために私はこれまで頑張ってきたんです!それが報われて嬉しくないわけないじゃないですか!」
他人の目なんか気にせず、ただ自分の感情をそのまま意中の相手に伝える。
彩乃の答えから、彼女が彼にかける想いの大きさをひしひしと感じさせる。
全て彼女の言う通りだ。
何一つとしてまちがっていることなんてない。
───でも、どうして私は……
「わたしは答えましたよ。雅せんぱいはどうするんですか。私みたいに、他人のことなんて気にせずにできるんですか?」
自身の意思を言葉にし、彩乃は折り返しに質問をしてきた。
「わ、私は……」
この質問に対しても口を噤む雅に、彩乃は何かを悟ったように呟いた。
「やっぱり……」
「あ、彩乃、ちゃん……?」
「……偶然聞いたんです。直之せんぱいと瀬戸せんぱいが話してるのを……あなたがせんぱいに何をしたのかを」
ここに来てようやく、彩乃が雅を校舎裏へ連れ出した理由を話し始めた。
文化祭前日、雅が直之に示した3つの選択肢……その中に自分を入れなかったことを彩乃は知り、その理由を追求すべくここへと連れて来たのだ。
全てを彩乃に知られているのだと悟った雅は息を呑む。
「なんで、そんなことをしたんですか」
「そ、それは……」
「それは、なんですか。答えてください!」
目の前で自分の想い人が悩み、苦しんでいるのを目の当たりにした。
その理由が彼女の行動にあったのだと知り、怒りを抑えられなかった彩乃は声を張り上げる。
すると、固く閉じていた雅の口がようやく動いた。
「……皆、すごくキラキラしてて……私なんかが、皆と一緒にいて、いいのかな……って」
か細く、震えそうな声でそう言う雅を見て、彩乃は驚きの表情を浮かべ、口を小さく開けた。
「私は、皆みたいになれなくて……皆と同じ場所にいちゃいけない気がして、それで……」
────皆はこんなにも輝いていて、自分の幸せのために真っ直ぐで、それなのに私なんかにも優しくて、すごい人達しかいない。
ならどうして、私はあの場所にいるの。
私は皆のようには輝けない。
今も昔もずっと、何も出来ない、変われないままだ。
なら、私があの場所にいていいはずがない。私に、皆と一緒にいる資格なんてない……。
俯きながら卑屈な言葉ばかり並べる彼女に、彩乃は自分の中で、何かが切れるのを感じた。
自身の腹の底から湧き上がってきたそれは、紛れもない怒りだった。
怒りは彩乃の中でどんどん膨れ上がり、そして爆発した。
「……ふざけないでよ」
「え……」
「ふざけないでよ!!」
彼女の、怒号にも似た叫びは、校舎裏だけでなく、校内にも響き渡り、近くにいた数人の生徒が一瞬立ち止まった。
「勝手に私達の価値を決めつけないでよ!!勝手に自分の価値を決めつけないでよ!!」
そんな絶叫と共に、彩乃じりじりと雅に詰め寄っていく。
鼻の先まで近づいた彼女の顔には、可愛らしい顔が台無しになるほどに、激しい怒りの色が浮かんでいた。
「あなたは私達のことを何だと思ってるの!?いつ私達があなたを拒んだの!?勝手に決めつけて、勝手に遠慮して……ふざけるのもいい加減にしてくださいよ!!」
「あ、彩乃ちゃ……」
「だいたい、なんで私達とあなたが違うことが悪いことだなんて思ってるんですか!そんなの人それぞれでしょ!なんで違うからって自分がいちゃいけないなんて思うのか、私には分からないです!!」
「だ、だって、それは……私は皆と一緒にいるだけのことをしてきてない、から……」
「は?何言ってるのか、意味がわかりません!自分1人だけで、周りの人達の価値を勝手に決めつけて……全く、いい迷惑ですよ!」
「き、決めつけてなんか……」
「決めつけてますね!自分だけで、誰にも確認してないのに勝手に悲観して、勝手に私達との距離を離して!」
歯止めがきかなくなった彩乃は、これまでの会話で感じていた思いをすべて言葉にして雅に伝える。
「私達のこと、そんな風に思っていたなんて……見損ないましたよ、雅せんぱい」
ひとしきり叫んだ彩乃はようやく冷静になったのか、トーンの低い声色で最後にそう言い放った。
彼女の強い言葉を受けた雅は、もう顔を上げることが出来なかった。
今、彩乃がどんな表情をしているのか……そして、どうして彩乃が怒っているのかが分かってしまったから、尚更怖かった。
言葉では否定していが、本当は分かっていた。
主観だけで、勝手に皆と自分の価値を決めつけて、自分はここにいちゃいけないって勝手に思い込んで、距離をとって……。
でも仕方なかった。
本当にそう思ってしまったのだから。
自分が皆と同じところにいてはいけないのだと。
だから雅は、何も言い返せない。ただ、下を向いて、彩乃と視線を合わせないようにするしかなかった。
しかし……。
「顔、あげてください」
そんな言葉と共に、彩乃は雅の頬を両手で挟み込みながら、自分の目の高さまで軽く頭を持ち上げた。
突然の事で、視線を逸らすタイミングを逃した雅は、ついに彩乃と顔を合わせた。
だが、そこにあったのは、怒りとは程遠い、彩乃の穏やかな表情だった。
「雅せんぱいが、何に悩んで、何を怖がっているのかは何となくわかりました」
「あ、彩乃、ちゃん……」
「せんぱいは私が何で怒ってるのか分かりますか?」
「それは……」
雅は一言も発することはなかったが、コクリと小さく頷いた。
彩乃が本気で怒っているのを見て、感じて……自分のやっていることが、皆を困らせていることに気づいたのだ。
「教えてください。雅せんぱいは私のこと……私達のこと、嫌いですか?」
優しくも真っ直ぐな視線を向けながら、彩乃はそう質問する。
「き、嫌いなんかじゃ、ないよっ」
「そうですか……私もそうですよ。多分他の皆だって、雅せんぱいのこと、嫌ってる人なんて誰もいません」
瞬間、彩乃は雅のすっかり縮こまった体を優しく抱きしめた。
「あなたはもうとっくに、私達にとって大切な存在なんですよ、雅せんぱい。恋敵とか、そんなこと以前に私達はもう……友達なんですから」
「……っ」
耳元で囁かれたその言葉に、雅は自分がしてしまったことの重さを痛感する。
それと同時に、ホッとする感覚もあった。
「例え自分が選ばれなかったとしても、私達の関係は変わったりなんかしません」
……わかっていたんだ。
彼女達が、自分のことをちゃんと肯定してくれていることを。
自分を、大切な存在だと認めてくれていることを。
そうあって欲しいと願ってもいた。
しかし同時に、自分のことがどう思われているのか怖かった。
想い人に対して、自分の気持ちをぶつけ、例え同じ気持ちを抱く者がいたとしても、変わらずその真っ直ぐな想いを伝えることが出来る彼女達に、それがうまく出来ない自分がどう見られているのか、怖かったんだ。
だから自分勝手に物事を決めつけて、自分自身を低く見ることで、その怖さから逃げていた。
自分がいるせいで、暖かくて、優しい人達の関係が変わってしまうのが怖くて、臆病になっていたのだ。
でも、こうして彩乃に抱きしめられ、彼女から優しさに溢れた言葉を受けて、今まで抱いていた恐怖は瞬く間に消えてなくなった。
心につかえていたものが取り除かれた雅は、彩乃の背中にその手を回しながら小さく言った。
「ごめん、なさい……彩乃ちゃん」
「もういいですよ。ちゃんと私達のこと、わかってくれから」
また泣きそうになっている雅の背中を擦りながら、彩乃はそう言った。
そんな時、屋台の出店時間が残り30分という放送が流れる。
彩乃は、すでに震えの止まっていた雅の体を離す。
「あーすみません。そろそろ戻らないとですよね」
「ううん、大丈夫、だと思う」
「そうですか……じゃあもう一個だけ聞いてもいいですか?」
「何?」
「雅せんぱいは直之せんぱいのこと……好きですか?」
彩乃が聞いてきたのは、とても単純で、とても想いのこもったものだった。
さっきまでの雅ならば、答えを渋り、黙り込んでしまったかもしれない。
だが、この時の彼女はその答えをすぐに出した。
「うん……好き、だよ」
以前に女子会で1度、みんなの前でその言葉を使ったが、あの時よりもその2文字に込められた想いは1層強まっていることを改めて感じた。
「そうですよね。私も大好きです。だから私、明日のライブステージでもう一度せんぱいに告白します。そして絶対に幸せになってみせます!」
声高らかに宣言する彩乃の純粋な表情を見て、雅は彼女に対する尊敬の念が溢れてくる。
「でも、例えどんな結果になったって、私達はずっと友達ですから」
「うん……ありがとう。私も、頑張る、から」
そう言う雅は、目尻に溜まる涙をぽたりと彩乃の服に落とす。
お互いに、ゆっくりと抱き合った体を離し、2人はこの校舎裏で別れることにした。
そして最後に彩乃は一言だけ残してその場を去っていった。
「ああ、それと……せんぱいはせんぱいらしく、ですよ!」
そこにあったのは、今まで1度も見たことのないような、とても暖かくて、優しい無邪気な笑顔だった。
文化祭2日目の午後。
第2体育館は今回の学校祭一と言っていいほどの盛り上がりを見せた。
生徒会企画に学生ライブ、そしてで……2人の男女が見せた、ドラマチックな告白。
会場にいる生徒は、誰もがそれをサプライズ演出だと思い込んでいた中、彼女がステージで本気の想いをぶつけた事実を知っていたのは、告白を受けた直之に、その両隣にいた友人達、そしてもう1人────
第2体育館の入口付近で、彼らを密かに見つめる女子生徒がいたのだ。
彼女の想いを全身に受けるような告白に、彼は真剣に向き合い、そして答えた。
その光景を見ていた彼女はグッと胸が締め付けられるような感覚を覚える。
そして彼女の心には、再び自分の心の弱さが芽生えてしまった。
自分に、果たして彼女のようなことが出来るのだろうか。
自分は、彼に真っ直ぐな想いを伝えることが出来るのだろうか。
────私に、それだけの資格が……価値があるのだろうか。
どうしてもそんなことばかり考えてしまう。
どれだけ足掻いても、彼女のような輝きに自分が勝てるなんて思えない。
────どこまでいっても、私はすごく弱いんだ。
心の底からそう痛感した。
────でも、それでもっ。
瞬間、雅はあの時、彩乃が別れ際に言ってくれた言葉を思い出した。
「せんぱいはせんぱいらしく、ですよ!」
あのたった一言と、彼女の笑顔が、今の弱い自分に希望をくれた。
私は私らしく───その通りだ。
どれだけ周りに凄い人がいても。
どれだけ頑張ってもその人達のようになれないとしても。
それでも私は……私らしくやればいいんだ。
何か踏ん切りがついたかのように、彼女はその小さな拳を強く、強く握った。
人の価値を決めつけて、勝手に手の届かない存在にして逃げるのはやめよう。
自分の価値を決めつけて、何もしないことの言い訳を作るのはやめよう。
私は……私らしくやっていこう。
それを教えてくれた彼女には、感謝の念しか浮かんでこない。
例え、この文化祭でどんな結果になろうとも、私は必ずもう一度、彼女にお礼をしよう。
そして何より、そんな彼女と……皆と出会わせてくれたのは───彼なんだ。
────ならば、私のやることなんて1つしかない。
その時、雅はポケットからスマホを取り出し、1件の未読が表示されている個人トーク欄を開き、相手が最後に送ってきたメッセージを見た。
既に内容を知っていたそのメッセージを何度も見返し、そして彼女は「私、らしく」と小さく呟きながらその場を後にした。
☆☆☆
彩乃のライブが終わった後、俺は真帆と一緒に少しの間、時間を潰していた。
途中から和希も合流し、3人で最後の自由時間を共にした。
そして気づけば、今朝雅に送ったメッセージの時刻になろうとしていた。
「……俺、そろそろ行くわ」
スマホの時計を見ながら、屋台を楽しむ2人にそう告げる。
「おう、せいぜい悔いのないようにな」
そんな和希の激励の言葉を受け、俺は2人に背を向け、目的の場所へと歩き出した。
彼らと別れる前に、俺は2人に一つだけ質問した。
「なあ、この文化祭が終わった後、俺たちの関係って……変わると思うか?」
そんな俺の問いかけに、2人は少しの間黙り込み、互いに目配せする。
そして何か一つの答えを出したようにして、俺の方を向きながら言った。
「そりゃ、変わるだろ。もちろん」
和希から言い放たれた、率直な一言に、俺は少しだけ眉を歪ませる。
「そう、だよな……当たり前だよな」
何かを選ぶということは、何かを選ばないってことだ。
どんなことだって、最終的な結果に至れば、必ず以前とは変わってしまう。
それを覚悟して、ここまで過ごしてきた。俺自身の手で、この状況を選んだ。
わかっていたつもりだった。けど……。
そうやって、1人で苦悶しているような表情をする俺に、2人は目を合わせて笑いだした。
「なあナオ、お前なんか勘違いしてないか?」
「え、勘違いって……?」
「俺が変わっちまうって言ったのはさ、別に俺達の関係が壊れるとか、そんなんじゃないぜ?」
俺の勘違いがよほど面白かったのか、和希達はまだ笑いが止まらない。
「な、なんだよそれ!じゃあ変わるって言ったのはどういう……」
「あぁ、そんなの……俺達の中にカップルが出来ちまうって話だろ」
「わぁ〜、おめでとぉ〜」
「か、カップルって……っ、てか、真帆もなんでおめでとうなんだよ!だいいちまだそういう結果になるは限らないだろ!」
なんか勝手に2人で話を進めているが、まだ俺がその……付き合えるなんて限らない。そもそも俺はまだ彼女に気持ちを伝えていないし、よく考えてみれば、彼女から直接気持ちを聞いたこともないんだ。
「いや限るだろ。結果なんて目に見えてんじゃねえか」
「火を見るより明らかぁってやつだよねぇ〜」
「お、お前ら……」
せっかく結構シリアス風に、「じゃあそろそろ行ってくるわ」なんて言ったのに、緊張感がまるでない2人を見てると、もうなんか緊張とかどうでもいいって思えてくる。
「ほら、うじうじしてねえでさっさと行ってこい」
和希はそう言って俺の背中を思い切り叩いてくる。
「痛っ!そ、そんなに強く叩かなくても……」
和希が良かれとしてしてくれたのは分かるが、流石に強すぎると反発の言葉を返そうとした、そんな時。
「……どんな結果になったってさ、根っこは何も変わんねぇよ。多分この先もずっと、な」
「……」
ああ、そうだ。その答えがずっと欲しくて、俺は2人にこんな質問をしたんだろうな。
ずっと見てきたから分かる。
俺とこれまで一緒にいてくれた人達の暖かさを。
これまでも、これからも、それは絶対に変わらない。
そんな確信があったからこそ、俺は2人にそれを知っていて欲しかった。それだけなんだろう。
「じゃあ……行ってくるよ」
俺は一つ大きく息を吐き、今度こそ2人に背を向けた。
どうも、最近ウマ娘とAPEXに熱中して更新を完全に忘れてた作者です。何週間も更新止まってしまっていてすみませんでした。
そして更に突然ですが、この作品は次で最終話となります。
正確には最終話プラス、アフターストーリーを1話投稿してこの作品を完結させたいと考えております。
更新日はまだ未定ですが、残り2話ということで、もしまだこの更新を待ってくださっていた方がいましたら、どうか最後の最後まで応援して下さると幸いです。
今話はだいぶ文字数が多くなってしまったので、また誤字脱字が多々あると思います。見かけた方がいましたら積極的にご報告ください。
もちろん、感想やコメント、不満な点のご指摘などもございましたら、どしどし送ってください!この作品を通して、読者様方から色々と学ばせて頂きたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!




