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勇者がブタですが何か文句でもあるか?  作者: ブラックキャット
新たな物語の幕開け
22/131

新たな物語の始まりの予感

カレンとガイの説教??が終わり、

どうやら2人は、頭にたんこぶが

出来るくらいに怒られ

土下座させられていた。


王様「まったく、相変わらず

変わってないなぁ、それにしても

何の用で来たんだ?

珍しいじゃないか」

ピグ「用とかじゃなくて、

王様に会いたかったブー!!

きっと皆もそうだブー!」


王様は、全員に視線を向けた

ガイ「俺もピグと同じだ!

王様に会いたかったんだ」

ウインクして、親指を立てていた

うん、全然ときめかない

「そ、そうか」としか言えない


エリー「あたしは、ガイ連れられて

来ただけので、そういう理由では、無いです」

無愛想にそっぽ向かれる。

うん、予想通り☆過ぎて切ない

カレン「あたしもニャン!

王様に会いたかったニャン」


「カレンの場合、俺と

しゅちゅう会っているだろう」

カレン「王様、冷たいニャン」

「普通だと思うけどな、

俺もカレン以外のみんなの顔

見れてよかったよ、元気そうで何よりだ」


カレン「あたしだけ仲間外れにゃ

酷いにゃ!!」

王様「そんな訳などない

何回もいうが、ほぼ毎日

顔合わせるだろう、カレン……。」


カレン「まぁ、そうニャン、ちょっとノリに

のってみたかったニャ」

王様「そうか、なら良かった、カレンは、

寂しがり屋だから

てきっり、そうと思っていた」

カレン「そんな事ないニャン」頬が膨れて、

そっぽ向く。


ドアの向こうから激しく、叩く音がした

「王様、ベニラです」

王様「入っていいぞ、ベニラ」


ベニラは、中に入り、慌てた様子で駆け寄ってくる

王様「どうした?ベニラ、何かあったのか?」


ベニラ「牢屋に侵入者が、それだけならまだしも

見張りをしていた兵士全員、殺されました」

やるせないのか、拳が震えていた

「我が国の兵士に何てことをするんだ‼ベニラ

今すぐ、牢屋まで案内してくれ」

ベニラ「分かりました、王様」


ピグ「王様、僕も行くブ~」ガイ「俺も行ってやるぜ」

エリー「皆さんとならどこまでもついて行きますよ」

カレン「王様の力になるニャン‼」

王様「分かった、ありがとうな、皆・・・。」


「牢屋」薄暗く、静かで不気味に思わせる。

ベニラ「ここは、マリアとカルティスとマカ

が収容されてます」

王様「かつての部下が助けてに来たって可能性もあるな」

ベニラ「嫌、恐らく、その可能性は、ないです

百単位の兵士がくまなく探したので・・・」

エリー「そうじゃないとしたら、

違うじゃないですか?ほかの目的で

ここに来たとかじゃないですか」


王様「謎が多いな、とりあえず、侵入者を探すぞ」

そのまま、牢屋の奥に進む。


狭い部屋であたしは、罪悪感なんて

なかった、目的が果たせなかった

その思いが胸を締め付ける。

世界を壊せなかった……。

王と豚に邪魔されてあたしの計画は、

無駄になった、残ったのは、この体だけ………。

「随分と落ちぶれたな、マリア」

マリア「なんで、あなたがいるの?」

鉄格子ごしに見覚えがある顔が見えた。

「そんなのは、どうでもいいだろう

マリア、お前に人を従わせる事は、出来ない

俺が言った事は、大当たりだ

お前なんか助けに来た訳じゃない


目的は、俺達、組織の存在を示すためだ

裏切り者に用は、ない」


「ほら、来た」男は、ニヤリと不気味に笑い

王に銃を向ける。

「君は、俺に銃を向けた瞬間

全世界が敵になる、覚悟は、いいんだな?」

「面白い王様だな、別にそんなのいいけどな

絶対的な強さを持っていれば

敵が何万人居ようが関係ない


世界は、うちのボスが手に入れる

王様の方が覚悟しとかないと

偉い目に遭うからな」


王様「それは、どういう意味だ?」

「いつか分かるさ、じゃあな、王様」

魔法陣が現れ、姿を消す……。


エリー「目的は、何だったでしょうかね?」

王様「俺が知りたい、べニラ、あの男の事

調べてくれ、全てだ」

べニラ「分かりました、王様」


「夜、寝室」

不安が頭に過る

眠れなく、嫌な夢が体を締め付ける


ピグの村が燃やされ、血の海になり

悲痛な泣き叫ぶ声が聞こえた。


飛び起きると大量の汗に体が濡れ

過呼吸になっていた・・・・。


不吉な夢だ、こんなことは、

あっては、ならないし、起こる前に

止めなければいけない………。

あの男の素性は、べニラが調べてくれているが

全くわからない、なんで牢屋に

わざわざ侵入して来たんだ?

どう考えても分からない・・・・。


べニラ「王様、起きた所悪いですが

手紙です、宛先は、書いてないです」

王様「嫌、別に大丈夫だ、宛先などない

手紙など珍しいな」


封を開けると白紙の紙が1枚と一羽の折り鶴が

入っていた………。

「なんだ?これは、」

鶴が飛び出して、紙を咥えて

壁に張り付かた瞬間、巨大化する。

「俺達、黒き翼は、この全世界を敵に回す

覚悟は、出来ている、

王よ、宣戦布告だ。この全世界に10日後に戦争を仕掛る」

赤き文字で描かれ、朝、見た夢が

頭に過ぎり、崩れ落ちる。


なんだ?頭を締め付ける絶望感は、……

一国の王が希望と持たないでどうする?

強く強くいなければ…………。


続く









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