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愛の共同作業 3
横たわる女を冷ややかに見つめるあの人の眼差しがいかに美しかったか。
今でも私の目に焼き付いている。
ほとんど明かりがない公園で、あの人の顔は青ざめて見えた。このまま立ち尽くして夜が開けてしまうのではないかと、私はやきもきした。
やがて、あの人は向きを変え、公園の出口に向かっていった。
私はほっとしつつも、これから行うべきことを頭の中で冷静に考えていた。
背中のリュックに中に必要な物はすべて揃っている。
まずは医療用手袋をはめようとしたとき、声が聞こえた。
女の声だった。