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愛の共同作業

今日は非番の日だった。

そんな日に私がやることは決まっている。


水曜日のあの人の行動は、いくつかのパターンに分かれているが、まっすぐ家に帰ることはない。何時ごろにどの店に行くか、どの通りで帰るか。組み合わせをシミュレーションしながら、最適な観察場所、喫茶店の二階席の窓から彼の姿を探し当てる。

ブレンドコーヒーにミルクと砂糖をたっぷり入れて、頭をすっきりさせると、あの人が、眼下の交差点を歩いてくるのが見えた。

一人ではなかった。

女と歩いていた。


女の容姿は、できれば思い出したくない。どこにでもいるようなありふれた女だった。到底、あの人とは釣り合わない。

女は、満面の笑みで、あの人の隣を歩いていた。そのときの、あの人の表情は、暗く沈んでいるように見えた。間違いない、無理やりあの人に付きまとっているのだ。

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