紫藤史也の企み
みじかっ
飲み物を買いに自販機に行ったら自販機に手をついて項垂れてる人がいた。
…確か、生徒会の人だ。
先輩のはずだからあまり失礼にならないように気をつけながら声をかける。
するとその先輩はちょっと驚きながら、謝ってのいてくれた。
普通にいい人だな、良かった。
去り際に「またね」と言われて少し驚いた。
話したこともなかったはずなんだけどな…。
彼の方は俺のことを知っていて、何かこれから関わる用事でもあるのだろうか。
…まあ、考えたってわっかんねーよな。
そのうちわかるだろ、多分。
「…にしても、どーすっかなー」
ついさっき教室で桜さんに聞いた情報を思い出す。
『神月さん、今日はお休みみたいなの。大丈夫かなぁ…』
…確かあのクラスの担任は藍野先生だったはず。
悩んだって仕方ない、考えるのは苦手だし。
スマホを取り出してLINEを開く。
『今日おやすみなんだって?プリント持ってくからさー家どこら辺か教えて』
アウトかな、この聞き方。
なんかさ、キモくない?ストーカーみたいじゃない?
いやいや、元々、あっちの方がストーカーしてたんだし、平気だろ…多分。
ええい、だから悩むのは好きじゃないんだ!
「えいっ」
ちっさく呟いて送信ボタンを押す。
しばらく画面を睨みつけながら待つ。
……………既読つかねぇ。
あ、休んでんだから体調悪いのか、そりゃあ見ねーよな。
…何やってんだろ俺。
先生に聞いた方がはえーや。
「また昼にでもいくか。」
あそこの先生は地味子さんに騙されてるだとか変な噂が色々あるからちょっと不安だけど、まあ先生だし断然こっちのが有利だよな。
何度か見かける限り地味子さんは沙夜のことだろう。
沙夜がそんなことするはずがないから、かなりのやっかみだとかがあるだろう。
なんであいつあんな格好してんだろ。
初めてあった時の格好の方が断然可愛かった。
まあ、ストーカーなんかしてるからなんだろうけど、それにしたってなぁ…
逆じゃね?イメージ的にも。
とゆーか、あいつは地味って言われてる格好でいることに慣れているのがすごくよく分かる。
違和感がないんだ。
素があれなのに、あの格好であーゆー性格を演じていることに、違和感が全くない。
何か、他に理由が…
「おい、史也!授業始まるぞっ!!」
「え、あ、やべっ」
大きな声で呼ばれた瞬間にチャイムが鳴りだす。
今日って、一限目英語じゃねーか!
やっば、意味調べしてない気がする!!
「おい、お前宿題やってる?!」
ありがとうございました!
史也君の友だちはちょこちょこっと出てきてます。
沙夜と関わることがあれば名前がつくかもしれない…
とりあえず友だちA君です。
次は結構久しぶりな先生のご登場予定。
遅々とした執筆ですが頑張りますのでこれからもよろしくお願いします!
いつもありがとうございます!




