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紫藤君の朝

短いです

朝学校の準備をしながら、昨日出会った二人の女の子達のことを思い出す。

明るく裏表がなさそうで元気な桜さん。

隠し事ばかりありそうな変な女の子。

俺は変な女の子のことを考える。

カメラを見つけて、桜さんのストーカーだと思ってかまえていたら、色白で大人しそうな女の子が来た時はほんとに驚いた。

クーちゃんを知っていたことと、カメラを探す姿を見るまでは信じられなかった。

実際は盗聴器まで付けていた訳だが。

彼女は桜さんではなく俺のストーカーだったのだろう。

顔を近づけたら顔を真っ赤にして俯いていた。

隠そうとしてたみたいだけど、耳まで真っ赤だったからバレバレだった。


「くくっ」


つい笑ってしまう。

大人しいかと思ったらすごい勢いで走り出したり、でもやっぱり力は弱かったり、しどろもどろに話しているかと思えば急に思いっきり噛み付いてきたり、ほんとに変な女の子だった。

昨日は立たせた彼女があまりにも小さくて驚いた拍子に逃げられてしまったが、また会えるだろう。

カメラは俺の元にあるしね。

それに、俺よりも明らかにちっちゃいやつなんてそうそういない。


「絶対に見つけるから。」


カバンを持って、家を出た。

ありがとうございました

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