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41.大体のことは魔法とゴリ押しでなんとかなる



〜くーすけside〜


__キラキラキラ…


「わぁ〜…これが一面の銀世界か〜…」


『(多分違うと思うぜ…?少なくとも俺様が知ってる銀世界は屋外だ)』


『(雪のように降り積った埃を想像したくないから、早く始めてさっさと終わらせて下さらないかしら?)』


 ボク達がテオさんと分かれてギルド寮に戻り、ボク達の部屋にいざ入ってみるとなんか扉を開けた衝撃で扉付近の埃が舞い上がり、ところどころにある蜘蛛の巣や空中を舞ってる埃が奥の窓からの光でキラキラと光っていた。

 ボクの住んでるところだと、雪が降って積もっても大体コンクリートの地面が少し見えるから真っ白にはならないんだよね〜…?


『(とりあえずくーすけ、窓開けろ…この大半の埃は風魔法で一気に外に出すぞ)』


「分かった〜(ガタガタ)……あれ?鍵開けてるのに窓が開かないよ〜…?」


『(こんな手入れされてないんだ。多分立て付けが悪いんだと思うぜ?ちょっと1回代われ)』


 こたろう君が1回代わるように言ってきたからボクは一旦大人しくしていると、こたろう君は立て付けが悪いらしい窓を持ったと思ったら……


「ふんっ‼︎‼︎」


__ビキビキ…バキッ‼︎‼︎


『(えぇぇぇ⁈窓がバキッて外れちゃったよ⁈ていうかガラスにもヒビ入ってるよね⁈良いのそれ⁈⁈)』


『(何か凄い音が聞こえたけど、こたろうあんた何やってるのよ…)』


「こういうのは大体一旦ぶっ壊して後で直したの嵌めれば良いんだよ!このくらい魔法があれば壊すのも直すのも出来るぜ!」


『(ゴリ押しが過ぎるわよ⁈)』


 その後、こたろう君がそのまま魔法を使いまくって埃を外に出し、蜘蛛の巣は一瞬火事になりかけたけど燃やして水の球を操って壁床天井の汚れを取り、カビでところどころ緑だったり黒かったりしてるマットレスを大きな水の球の中でぐるぐるしていた。


「チッ……流石に頑固なカビはこれだけじゃ取れねぇか…洗剤とか無いか探しに行くから一応くーすけ代われ」


『(は〜い)』


『(もうある程度綺麗になったならあたしも目を開けて大丈夫かしら?)』


「う〜ん、大丈夫じゃないかな〜?こたろう君が魔法のゴリ押しで埃や蜘蛛の巣は無くなったよ〜」


『(流石にここまでやりゃ貴様もいけるんじゃねぇか?俺様に感謝しやがれ!)』


『(……まだカビだらけのマットレスが汚くはありますけど、それ以外は綺麗になってるわね)』


 どうやら特別ボク達の中で綺麗好きのチョコちゃんから見ても及第点らしいから、あとは何処かからマットレス洗う為の洗剤を取ってきたら良いんだね!

 そういえば洗剤ってどんなのだろ?お皿洗うのに使ってたやつかな〜?


『(くーすけ、あんたなんでキッチンの方に行ってるのかしら?)』


「洗剤を取りにだよ〜?」


『(言っておくがくーすけ、皿洗い用の洗剤と衣類やマットレスを洗う洗剤はまた別の物だぜ)』


「そうなの⁈」


 その後、なんとか途中に会った人達に洗剤の場所を聞いたり、洗剤がある倉庫の場所を聞いたりしてなんとか辿り着き、洗剤を回収してまで戻ったらこたろう君による魔法のゴリ押し掃除がもう1回始まるのだった。

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