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半分は失敗、半分は成功

連日で投稿したかったのですが、推敲し過ぎで時間が経ってしまいました。

「我が孫ながら、サラは実に聡い娘でございます。誠に恥ずかしいことではございますが、当領において横領事件が発生し、小麦を始めとする多くの物資が失われたことをご存じでしょうか?」

「知っている」

「実は、サラはその問題を解決した立役者の一人なのでございます」

「どういうことだ?」


王太子からの問い掛けに、グランチェスター侯爵は用意しておいた答えを返した。


「グランチェスター領で事件のことを知ったサラは、トマス・タイラーに助けを求めたのでございます」

「トマス・タイラー? はて、どこかで聞いた名だな」

「あらあら。トマス・タイラーはグランチェスター領に落ち着いたのね?」


興味深げに首を傾げたのは、王太子妃であった。


「はい。騎士団長の息子の家庭教師として雇用されております」

「オリヴィアは、その者を知っているのか?」

「お忘れですの? 最年少で宮廷文官となりながら、美し過ぎる容姿のせいで職を失った若者の名前ですわ」

「あぁ、そんなこともあったな。しかし、それ程優秀な者が、家庭教師とはなんとも勿体ない話だ」


どうやらトマスの事件は、王族の耳にも届くスキャンダルだったらしい。


「代官を務める愚息もタイラーが王宮文官であったことを知り、あの者が学生の頃から考えていたという新たな帳簿の仕組みを用いて解決することを認めたのでございます」

「あぁ! アカデミーでも噂になっている複式簿記とかいうアレか!」

「御意。そして、状況が明確になったことで、領の財政が危機的状況にあることが明らかになったのでございます。横領は領の備蓄にまで及び、ひとたび飢饉がくればグランチェスター領のみならず、アヴァロン全域にも大きな影響を及ぼしかねないほど失われておりました。さらに、文官どもは穀物商や商業ギルドの幹部らと結託して談合を後押ししており、まさに殿下が懸念されている『小麦市場を商人どもが支配する』状況でございました」

「うぬぬ」


王太子は怒りを滲ませ、唇を噛みしめながら肘掛を強く握った。


「幸いにも今年は豊作であったため、備蓄分の小麦を無事に確保できております。しかしながら、備蓄分だけ市場に回せる小麦の量は減らさざるを得ず、豊作の年でありながら小麦の価格は例年並み……いえ、例年よりも少しばかり高くなっております」

「それは致し方あるまい」

「商人どもはそのようには考えないようです」

「なんとも度し難い」


グランチェスター侯爵の説明に王太子は憤りを隠そうとせず、視線はソフィアの方に泳いだ。


『気持ちはわかるけど、私に向かって感情的になられてもなぁ。商人には商人の理屈があるし、為政者なら小狡い商人たちも含めて上手くやっていくべきじゃないかしら』


「そのように我らが頭を抱えている横で、突然サラが『商会を新たに設立し、その商会に小麦をすべて売って市場を正常に戻せばいい』と申したのでございます」

「待て待て。小麦は……いや、小麦に限らず戦略物資として国から指定されているものは、すべて入札方式で販売先を決めなければならない。これは我が国の法であり、領主と言えども特定の商会を指名して販売することはできないはずだ」


『この国には独占禁止法も公正取引委員会もないからねぇ。まぁ、実際にそんな法律が整備されていたら、グランチェスター領とソフィア商会の関係もアウトだと思うけど。そもそも、王太子だって献上品を受け取って特定の商会を贔屓したりしてるのに、そっちは気にならないのかしら。まぁ、そこまで深く考えていないんでしょうね』


献上品を禁止する法律がまったくないわけではないのだが、受け取りを禁止されているのは文官だけである。しかし、1回の贈り物が1ダラスを超えなければ法律違反にはならず、回数の制限もないため、宮中では頻繁にさまざまな品物や金銭が飛び交っている。ソフィアから見れば、ザル同然の法律である。


「無論、私もそのように説明いたしました。しかしながら、サラは『新たな商会が適正な価格で入札すればいい。本当に小麦が必要な商人であれば、入札した商会から高値で買うはず』と申したのでございます」

「サラ嬢は実に聡い。だが、グランチェスター領の小麦ともなれば、膨大な量になるはずだ。一つの商会がすべてを買い占めるなど現実的ではない。無論、ソフィア商会の資金がソフィア自身の資産から出ていることは理解しているが、グランチェスター領でも、それなりの配慮をしたのではないか?」

「手形の期限にそれなりの猶予を持たせてはおりますが、常識の範疇でございます」


王太子は書類上のやり取りだけで、実際にはソフィア商会がグランチェスター領に小麦の代金を支払っていないのではないかと指摘しているのだ。これは、自分たちの小麦を掠め取られたと思っている商人たちも、同じように考えている。


「私も最初はそのように考えておりました。空の手形を受け入れ、領の運営に必要な資金は、グランチェスター家の私財で賄うしかないだろうと」

「実際には違うということか?」

「サラから新たな商会の設立と小麦の買い占めを依頼されたソフィアは、自身で資金を用意いたしました。もっとも、近頃のソフィア商会は驚く程高い利益を上げております故、手形が紙くずになることはないかと」


自身の資金に話が及んだため、ソフィアも口を挟んだ。


「自分で資金を調達できないのであれば、それはグランチェスター家の商会でございます。ソフィア商会と名乗ることなど到底できませんわ。私が用意した資金の多くは、魔石の売却によって得ております。複数の商会に売却いたしましたが、取引記録はすべて残しております」

「知っている。知っているが……それにしても凄まじい。一体、どれほどの年月をかければ、グランチェスター領の小麦を買い占める程の資産をつくれるのか」


『うーん。一年もかかっていないとは言いにくいわね』


「正直に申し上げますと、本当にすべての小麦を買い占めるだけの資金を持っていたのかという点については、少しあやしいことは認めざるを得ませんわ。買い占めた小麦を、ある程度は国内の商会が買ってくれることを目論んでおりましたの」

「ふっ。その目論見は失敗したようだな」

「……半分は失敗、半分は成功といったところですわ」

「半分は成功しているのか。一体、何をしたのやら」

「王室に小麦を買い取っていただくことが公になった時点で、私の勝ちが決まりましたの」

「ほう」

「謁見の間では申し上げませんでしたが、ソフィア商会から小麦を購入する約定を交わした商会は少なからずいるのです」

「だが、不買運動が起きているのであろう?」

「公にはその通りでございますが、談合に与していた商会の多くは、その小麦を売却することが決まっているのです。つまり、どのような手を使っても、期日までに小麦を用意しなければならないのです。ですから、不買運動をしている方々の中でも、必要最低限の量を購入することについては暗黙の了解がございます」

「まぁそうだろうな。其方の商会に連日商人たちが訪れていたことは知っている」

「当然、ソフィア商会は彼らの『必要な量』については、それなりの価格を設定いたしました。不承不承といった風情ではございましたが、仕方なく購入していかれました」

「然もありなん。要は、少量を高値で売ったから半分成功ということか。つまらん話だ」


退屈そうに呟いた王太子は、やや身体を傾けて足を組んだ。その様子を見たソフィアは、ほんの少しだけ得意気な表情を浮かべた。


「実は、多くの商会が、必要最低限以上の小麦を購入していらっしゃいますの」

「どういうことだ?」

「必要な分の小麦を高値で買い取る約定を交わした後に、追加の小麦を購入しないかと持ちかけたのでございます」

「だが、不買運動中なのだろう?」

「御意にございます。ですから『他の商会には"内緒"で"安く"買わないか』と囁きました」

「もしや、訪ねてきたすべての商会に同じことを囁いたのか?」

「ご明察にございます」

「どうせ安いといっても、入札額よりは高いのだろう?」

「入札額より安ければ逆に疑われてしまいます。沿岸連合による小麦の買い占めに加え、当商会がグランチェスター領の小麦を確保してしまったことで、小麦市場はこれまでにないほど高騰しておりました。例年の二倍以上の価格になっていることを知っている商人たちが『相場を知らぬ小娘から買い叩いてやろう』と考えても不思議ではございません。たとえそれが、いつもより高い価格であったとしても、さらに高額で売り捌けると思っているのですから」

「其方……王室に小麦を売りつけて市場を操作したのか!」

「そんな人聞きの悪い。不買運動によって小麦が売れなければ、民が飢えてしまうことを憂いただけでございますわ」


呆れたような視線でソフィアを見遣った王太子は、深いため息をついた。王城の謁見の間という公の場においてソフィア商会が小麦の放出を宣言したことにより、多くの商会は先を争うように小麦を売り始めている。今まさに、市場は暴落しているのだ。


「なんと悪辣な商人であろうか。だが、それなら半分と言わず、すべて成功だったのではないか?」

「私は暴利を貪りたかったのではなく、適正な価格で小麦を販売したかったのです。不買運動が起こらなければ、このような手段はとらずに済んだでしょう」

「談合を阻止したソフィア商会が気に入らぬという理由だけで、穀物商どもは大損をする羽目になったということか」


王太子の発言に、ソフィアも頷いた。


「ですが、小麦について私どもができることはここまででしょう」

「それはどういうことだ?」

「このように強引な介入は長く続けられるものではありません。来年の入札では、どの商会も高値を付けてくることでしょう。ソフィア商会がグランチェスター領の小麦を買い占められるのは、今年限りと考えるべきかと存じます」

「だが、小麦が高値で売れるのであれば、グランチェスター領にとって悪いことではあるまい」

「何事にも適正な価格というものがございます。商人たちが必要以上に小麦を高値で購入すれば、その分だけ販売価格も高くなります。無論、行き過ぎれば平民には手の届かない価格になってしまうでしょう。天候不順による不作などわかりやすい理由もなく小麦の価格が高騰すれば、飢えた民の不満は穀物商に向かい、次いで領主や王室へと向けられることになります」

「それは由々しき事態だ。そうした民の不満を扇動する輩が出現すれば、暴動に発展する可能性もあるな」

「御意にございます。アヴァロンのみならず、周辺国の小麦市場は高騰し、まさに一触即発といった状況でございました。ロイセンで小麦が不足しているため、沿岸連合の商人たちは投機的に小麦を購入しております。彼らは自分たちが抱える小麦を、なるべく高く売りつけようとジリジリと待っております。自分たちの小麦を高く売りつけるため、グランチェスター領の……アヴァロンの小麦を横領によって奪い、暴動によって焼き払おうといたしました」


ソフィアはふっと小さく息を吐き、常よりも低めの声で次の言葉を発した。


「殿下、どうか常に市場の動きを見守り、必要に応じて市場に介入する仕組みをつくってくださいませ。グランチェスター領はソフィア商会を通じて市場への介入を試みましたが、営利を目的としない国営の商会を設立しても良いかもしれません」

「ふむ。それは何故だ?」

「実は小麦の談合には、他国の商人も参加しておりました。より正確に申し上げるのであれば、シルト商会を始めとする沿岸連合の商人たちでございます。これは、武力ではなくお金の力による攻撃なのです」

「なっ!」

「他の国に本拠地を持つ商会はいくつもございます。アヴァロン国内で登記をしている以上、それはアヴァロンの商会であり、アヴァロンに納税する義務がございます。しかし、そうした商会の意思決定がかならずしもアヴァロンの国益に沿っているとは限りません。すべての商会を疑いの目で見るべきではございませんが、戦略物資の取り扱いについては慎重であるべきでしょう」

「……しかし、一度出した許可を取り下げるわけにはいかない」

「許可に期限を設ければよろしいのではございませんか?」

「だが、王室の許可証を代々引き継ぐのは商会の伝統になっている」

「初代が立派な商人であったとしても、次代以降が立派であるとは限りません。あるいは若いうちは清廉であっても、年を経るごとに変わってしまう者もいるでしょう。それに、定期的に更新される仕組みである方が、許可の重みが増して商会の信頼を高めることにも繋がります。後ろ暗いことがある商会は別かもしれませんが」

「なるほど承知した。この件は陛下にも奏上しておこう」


王太子は静かに頷いた。ソフィアに対する憤りも、かなり解消されてきているように見える。


「殿下、これは陛下にもまだ申し上げてはいないのですが……」

「なんだ?」

「サラお嬢様の成人後、私はソフィア商会をすべてサラお嬢様にお譲りして引退するつもりでおります」

「其方はそれでいいのか?」

「私が商人をしておりますのは、サラお嬢様が商人になることを望まれたからにございます。お嬢様は貴族の令嬢としていずれかの貴族家に嫁ぐ生き方よりも、商人として独立したいとお考えでいらっしゃいます。先程お話ししたように、本来であればソフィア商会は小麦市場を制御するため、一時的に活動するだけの商会にするつもりでございました。しかしながら、サラお嬢様が商人としていくつかのアイデアを思いつかれたため、それならばと私は投資をいたしました。この投資を回収できる日もそう遠い将来ではないでしょう」

「それはつまり、ソフィア商会の実質の会長はサラ嬢ということか?」

「御意にございます。私は彼女が成人するまでの代行だと思ってくださいませ」


ソフィアの発言を聞いた王太子は、そのままグランチェスター侯爵に視線を向けた。


「其方の孫娘はどうなっておるのだ?」

「さまざまな場所で、さまざまなお方から同じ質問を受けましたが、それは私にもわかりかねます」

「なるほど。祖父でもわからないというのであれば、理由はそこにいるソフィアしかあり得んな」


『その意見は否定できないわね』


「とりあえず、サラ嬢が優秀であることは理解したが、圧倒的に実務経験が足りないだろう。そう考えれば、ソフィアが引退するまでには相応の時間がかかるのではないか?」

「今の段階ではなんとも申し上げられません。殿下が仰せになったように、お嬢様は経験の足りない少女でいらっしゃいます」

「確かにそうね。あれ程に見目麗しく賢い子なのですから、商人になることを周囲が認めないかもしれませんわ」


王太子の質問にソフィアが答えると、王太子妃も納得したように頷いた。だが、王太子妃の発言は、ソフィアの心をざわつかせた。


『ちょっと待って。私の将来って、誰かに認められないといけないものなの?』


「僕はサラ嬢が普通の貴族令嬢になるなんて、まったく想像できないけどな」

「アンドリュー、ソフィアを見たらわかると思うけど、サラ嬢はとても美しい女性になるわよ?」

「母上、確かにサラ嬢は美しくなるでしょう。ですが、王妃に必要なのは美しさだけではありません」

「賢いことはわかっているじゃない」

「ですが、彼女自身が為政者の妻の座を望んでいません」

「まだ幼いからでしょう。もう少し大人になれば、考え方も変わってくるはずよ」

「サラ嬢に『幼い』という言葉はしっくりきませんね。下手をすれば僕よりずっと年上の女性なのではないかと思えます。僕は彼女の誕生日に、子供がないものねだりをするように魔法薬や妖精の情報を求めてしまいました」


『それって私が老けてるってこと? まぁ確かに中身はアラサーだけど酷くない?』


少しばかり興奮気味な自身の妻に対し、王太子は静かに語り掛けた。


「落ち着けオリヴィア。正直なところ、サラ嬢が王室に嫁ぐのは私も賛成しかねる。身分の問題で他の貴族家が面倒なことを言い出すだろう。それに……義理とは言え、サラ嬢が自分の娘になるのは少し怖い。あの娘には底知れない何かを感じるのだ。程よい距離を保った方が良さそうに思う」

「サラ嬢は私の妹も狙っておりますのよ」

「アルフレッドの妻にということか?」

「ええ。そのようですわ。なんでもアルが初恋に落ちたそうですの。子爵令嬢では身分的に釣り合わないでしょうから、嫁ぐ際にはグランチェスター侯爵の養女になってもらう形になるでしょうね」


『聞いてないんだけど。ナニソレ?』


「それこそあり得ないでしょう。幼くても、彼女は既に自分が望むものを知っていますからね。アルには気の毒だけど、初恋は実らないものだと諦めることになりそうです」

「アールバラ公爵夫人になれるのに?」

「貴族の身分など歯牙にも掛けないでしょう。ゲルハルト殿下を袖にした女性ですよ?」

「それは側妃だからでしょう。少女の頃は潔癖なくらい『自分だけを見てくれる男性』を求めるものよ。でも、貴族女性にとってそれは夢に過ぎないわ。特に王室に嫁ぐとなればね」

「母上、サラ嬢の父親はグランチェスター家の直系でありながら、上位貴族の身分を捨ててまで愛する女性と駆け落ちした方です。お互いを唯一だと想い合う両親から生まれたサラ嬢であれば、適齢期になっても政略結婚を選択するとは考えにくい」

「そうかもしれませんけれど……」


王族たちのやり取りを傍から見ていたソフィアは、自分が家畜のように勝手に売り買いされているようで不快だった。


『これだから貴族令嬢になんてなりたくないのよ。王室の思惑なんて心底どうでもいいわ。アールバラ公爵家には、後で話を付けに行かないと』


そんなソフィアの心の動きはグランチェスター侯爵にも伝わっていたが、こちらは生まれながら貴族である。グランチェスター家を守るためには王室の意向に逆らうべきではないことを理解しており、今は余計な口を挟んではいけないことを知っていた。王室からの要請を断るには相応の理由が必要であり、そのための根回しには時間をかけなければならない。


グランチェスター侯爵は風向きを変えるため、そっと言葉を紡いだ。


「口を挟むようで申し訳ございませんが、サラは9歳になったばかりでございます。どこかに嫁ぐとしても、まだまだ先の話になるかと存じます」

「ですが、サラ嬢に求婚している貴族家も多いと伺っていますわ」

「御意にございますが、当分の間は孫を手元に置いておくつもりでおります」

「あらあら、グランチェスター侯は随分とサラ嬢を可愛がっていらっしゃるのね」

「末の孫娘でございます故、どうにも甘くなってしまいます」

「なんとも意外ですこと。まぁグランチェスター侯に免じて、今日のところは引き下がりますわ」


コロコロと笑う妻を見つつ、王太子も小さく笑った。


しかし、次の瞬間、王太子はガラリと雰囲気を変え、鋭い視線をソフィアに向けた。



武蔵が止めてなかったら、サラはもっと悪辣に小麦を売りつけてたと思う。

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― 新着の感想 ―
9歳に求婚かあ 貴族ってこわい
王族って無能しかおらんのか? 商売の話はまあいいとして、怖いくらい賢い子供の目の前で喧嘩売るような話せんやろ。 外交下手すぎん?
少し疑問なのですが序盤のトマス先生の下りのやりとりは少し前の「宮中晩餐会」で王太子妃あたりは知っている話ではないでしょうか?
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