58.決着の時
※この物語はフィクションです。実際にいる人物、団体とは一切関係ありません。
ラン原作品
現代異世界ファンタジー
『アサシン』
毎週土曜日に1話ずつ投稿!
※6月6日~7月5日まで毎日投稿!
原作だけでなく、イラストなども投稿しているので、気になる方はXを見に行ってみてください。
イラスト垢 @RAN_assn
創作メイキング垢 @Ran_Makin
ネス「私の人生、他人に決められるとかごめんよ。私は、私の歩む道を行く。だから、あんたの誘いになんか乗らない!」
アクア「…あぁ…そうかよ…じゃあ、殺してでも連れて行くわ…」
そう言うと、アクアの手には剣が握られていた。
その発言の通り、アクアは殺してでもネスを魔界に連れて行こうとしているのだろう。
ネスもそのプレッシャーを感じたのか身構える。
そして、アクアはあの時の速さが如く、ネスへ接近。
ネスは咄嗟に防御の構えをする。
金属と金属がぶつかる音が荒野に響く。ネスはどうにかアクアを足止めする。
その間に、ほかの仲間達がアクアへ特攻し、攻撃を与える。
だが、それに気づいたアクアに避けられ、攻撃が掠る事は無かった。
アカネ「くっそ、こいつ速すぎるだろ!」
ネメシス「なんとか、足止めしたいが、速すぎてできる気がしねぇ!」
サスケ「なんとか不意打ちをつくしかねぇよ!」
ネス「流石にこの状態でアクアと戦うのキツいわよ!」
ネム「まさか、これを狙って来たってこと!?」
ネメシス「卑怯だな…万全の状態で戦いたいとは思わねぇのかよ!」
アクア「万全の状態で戦いたい?それはお前らの事情だろ?俺にお前らの事情なんざ関係ねぇな」
アカネ「そうだったな…サイコパスだからこんな事気にしてなんか無かったな!」
ミヤ「どうにか、僕がアクアを仕留める!」
アカネ「無理だろ!俺らですらこんな状態なのによ!」
モコ「いや、僕の糸でなんとかアクアを足止めすれば行けるかも!」
サスケ「それ本当かよ?」
モコ「向こうが卑怯な手段で来るなら、こっちだって卑怯な手を使っても許されるはずさ!」
アカネ「確かに?」
ネス「もうそれで行くしかないわよ…私達の体力も限界だし、このままだとやられるのはこっち…なら、目には目を見せてやりましょう…」
ネム「そうだよ!向こうだってこっちの疲弊してるタイミングで襲撃して来たんだから、これくらい許される!」
アカネ「勝つ為だ…どんな手段も使わないとな!」
ネメシス「それには俺も反対はしない。さっさとこいつ倒して休むぞ!」
サスケ「俺らの休憩を邪魔した罰だ…受けてもらわないとな!」
レン「趣旨変わってるけど、でも、アクアを倒して、魔界の平和を取り戻さないと!」
ネス「全員満場一致ね…なら、作戦開始!」
そう言うと、アサシンは全員バラけ、アクアへ各々攻撃を開始する。
だが、その攻撃のどれも避けられ当たる事はない。
しかし、アクアはこれが相手の策略とも知らずに動き、隙を付き攻撃を行う…自身の首を絞める行為とも知らずに…
そして、アクアが気づいた時には周りには無数の糸が張り巡らされていた。
糸が一気に収縮し、アクアを縛り上げる形となった。
アクア「は?」
モコ「今だよ!ミヤ!」
ミヤ「うん!」
ミヤがアクアへトドメの一撃を喰らわせる。
だが、その一撃は命を取るまでには行かず、アクアは縛り上げられながらも不敵な笑みを浮かべていた…その時!
ネス「あんたの命を終わらせるのは、私よ!」
そう宣言したネスは背後からアクアへ奇襲を仕掛ける。
その奇襲は上手く行き、見事にアクアの首を斬り落としたのだった。
ミヤ「…ネス…」
ネス「……」
アカネ「ネス!」
そう叫ぶと他のアサシンメンバーが駆け寄り、アクア討伐を喜ぶ。
アカネ「やったな!」
ネス「…そうね…」
ネム「これで、平穏が戻るよ!ネス!」
ネス「これで、この男に悩まされずに済むのね…」
ネメシス「ネスからすればとんだ迷惑野郎だったからな…」
レン「自分の平穏を脅かしかねないレベルの存在だもん…」
モコ「なんなら、下手したら命まで奪われかねない存在なんだから、そりゃそうだよ!」
ネス「これで、私の目的は終わったわ…」
アカネ「じゃあ俺の目的に付き合ってくれよ!」
ネス「嫌よ、めんどくさい。」
ネム「でも、そう言うのは休んだ後で考えよ?」
ネス「……そうね…」
そう言って全員に安堵の表情が戻る。
今後は気ままに依頼を熟し、1魔人として、1人間として、この社会で暮らす“普通”の生活に戻る…
きっとそうなのだろうと、ネス達は荒野を立ち去ろうと一歩を踏み出した…
その時…
グサッと、何かが刺さる音がした。
嫌な予感がした一同が振り返った先にいたのは…
白髪の青年に背中から腹部を貫かれ、血を流すネスの姿があったのだった…
次回、2話同時投稿(※新キャラ発表だよ)




