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☀ 姉の代わりに巨漢公爵に嫁いだ取り柄のない子爵令嬢は、浄化魔法が開花しました。  作者: 雪*苺
【 翌日( 水曜日 ) 】サブリエル 浄化力の熟練度を上げる
39/50

✒ ずっと浄化タイム 5


──*──*──*── 使用人兼用遊戯室


 新生リグ様の為に用意されたダイエット料理を美(お)味(い)しくいただいた後(あと)は、浄化の熟練度を上げる為に就寝前まで浄化を頑張りますわ!

 私はニテンス(創生王)様,新生リグ様と一緒に使用人兼用遊戯室に居(い)ます。

 新生リグ様が用意してくださった1人用のソファーに腰を下ろして座っています。

 私は立ったままでも良(い)いんですけど、ニテンス(創生王)様と新生リグ様が立ったままで浄化力を使う事を許してくれませんでした。

 私の前には公爵婦人に部屋へ入られる事に抵抗のある使用人達が、浄化をしてほしい物を持って1列に並んでくれています。

 男性の使用人が多いみたいですわね。

 私は差し出された物へ軽く触(ふ)れるだけで良(い)いの楽(ラク)チンですわ。

 こんなに簡単に熟練度が上げられるんですもの張り切って浄化しちゃいますわ♥️











使用人

「 わぁ!

  ──有(あ)り難(がと)う御座います、奥様!

  綻(ほころ)びも直(なお)って買ったばかりの新品みたいです!! 」


サブリエル

「 喜んでもらえて私も嬉しいわ。

  他(ほか)にもあるなら持って来(き)てね。

  明日(あした)もするから 」


使用人

「 はい!

  ──あっ、でも……全部持って来(く)るのは大変だな…。

  奥様、僕の部屋にも浄化に来(き)てください! 」


サブリエル

「 部屋に入っても構わないの?

  嫌(いや)ではないの? 」


使用人

「 大丈夫です!

  全部、浄化しちゃってください!! 」


サブリエル

「 分かりましたわ。

  明日(あした)の午後にお邪魔しますわ 」


使用人

「 はい!

  御待ちしています! 」


 並んでいた最後の使用人の浄化を済ませた私は、両手を上へ挙げて伸びをしました。

 結構、疲れましたわね…。


リィグレーシェド

「 お疲れ様です、エル。

  ずっと座りっぱなしで疲れましたか? 」


サブリエル

「 そんな事はありませんわ。

  座り心地の良(い)いソファーですもの。

  こんな時間まで付き合ってくださって有(あ)り難(がと)う御座います、リグ様 」


リィグレーシェド

「 私はエルの護(ご)衛(えい)ですから。

  エル、部屋の前まで送ります 」


サブリエル

「 有(あ)り難(がと)う御座います、リグ様。

 御宝殿の間(ま)へ寄っても良(い)いですか? 」


リィグレーシェド

「 勿論です。

  御宝殿の間(ま)へ行きましょう 」


 ニテンス(創生王)様,新生リグ様と一緒に

使用人兼用遊戯室を出ると御宝殿の間(ま)へ向かって歩きました。


──*──*──*── 2階


──*──*──*── サブリエルの自室前


 1階にある御宝殿の間(ま)にある御宝殿の前で〈 大(信)陸(仰)神(神)シピアンドダレ 〉へ感謝の祈りを捧げた私は、新生リグ様にエスコートされて自室の前へ着ました。


サブリエル

「 リグ様、今日(きょう)は1日、私に付き合ってくださり有(あ)り難(がと)う御座いました。

  リグ様と一緒に過ごせて嬉しい1日でしたわ(////)」


リィグレーシェド

「 エル……(////)

  私も嬉しかったです。

  未(ま)だ29日日も残っているのに、別れるのが名残惜しいです 」


サブリエル

「 リグ様…(////)」


 新生リグ様の本心なのか私には分かり兼ねますけれど、新生リグ様と親密になる為ですからね、私は新生リグ様に喜んでもらえるように話に合わせます。

 新生リグ様の妻が私以外に増えるなんて嫌(いや)ですからね!!

 未来の私(自分)の為に被りたくない猫を被りますわ!!

 新生リグ様は握っている私の手を中(なか)々(なか)離してはくれません。

 どうやら名残惜しいのは嘘ではないようですわね?

 ニテンス(創生王)様からは性的スキンシップは禁止されていますけど、手を握り返すのはセーフでしたわよね?

 なので──、中(なか)々(なか)手を離してくれる気配のない新生リグ様の手の上へ、私も手を重ねてみました。

 勿論、笑顔を絶やさずにですわ。


リィグレーシェド

「 エル… 」


サブリエル

「 リグ様、明日(あした)もお願い致しますわ 」


リィグレーシェド

「 勿論です(////)」


 えぇ~~~~…………未(ま)だ手を重ねているだけなんですけどぉ?

 新生リグ様って、実は初(うぶ)なんですか??

 29歳ですよね?

 四捨五入して30歳ですよ?

 こんな男(ひと)が居(い)るんですか??

 此(こ)処(こ)で抱き付いてハグをするのは、やり過ぎかしらね??


サブリエル

「 リグ様、どうされましたか? 」


 私は何(なん)の意識もしてません風(ふう)を装(よそお)って、新生リグ様を上目遣いで見詰めながら首をち(・)ょ(・)こ(・)ん(・)と傾げてみました。


リィグレーシェド

「 うっ──(////)

 ( エルが可愛い(////)

   出来る事なら──いや、それは幾(いく)らなんでも──うぅ……(////)

   早く手を離さないと── )」


 新生リグ様……私が嫁いで来(く)る前に女性と交際した事って──、あぁ……呪いの所為で巨漢デブゴンでしたから交際なんてした事が無いのかも知れませんわね?

 ウッカリしていましたわ。


サブリエル

「 あの…リグ様、そろそろ…… 」


リィグレーシェド

「 あっ、そうですよね…(////)

  長い事すみません(////)」


サブリエル

「 い、いえ……(////)

  リグ様ですから(////)」


 私は「 ニコぉ~ 」と微笑んでみました。

 新生リグ様は未(ま)だ手を離すのが名残惜しいみたいです。

 ──さっさと離し、や・が・れ!!


サブリエル

「 あっ──、私の方が先に手を離さないといけませんでしたわね? 」


 私は恥ずかしそうには(・)に(・)か(・)み(・)ながら新生リグ様の手の上から左手を退(ど)けました。

 新生リグ様ってば、私が手を退(ど)けただけなのに、シュンとした顔をされてます。

 新生リグ様は意外と女(め)々(め)しい方なんでしょうか??


サブリエル

「 ──きゃっ?!

  リ…リグ様?? 」


 突然、新生リグ様が私の手を引っ張って、抱きしめられました。

 はぁぁぁぁあん?!

 何(なん)で私を抱きしめるんですかぁ?!

 えっ、これって──紛れもなくセクハラじゃないですか!

 夫婦間でも合意でなければ立派なセクハラ犯罪ですわよね?

 だけど、私は嫌(いや)な顔はしませんよ!

 “ 心は何(い)時(つ)も青空 ” が私の座右の名ですから!

 ちゃんと笑顔で乗り切ってみせますわよ~~!


サブリエル

「 リグ様──(////)

  あの……いきなりどうされたのですか? 」


リィグレーシェド

「 …………っ(////)

  す、すみません!

  いきなり…嫌(いや)でしたよね…(////)」


サブリエル

「 リグ様……。

  嫌(いや)な訳ありませんわ。

  私はリグ様の──リグ様だけのサブリエルですから(////)」


リィグレーシェド

「 エル…(////)

 ( 性的スキンシップは禁止されているけど──、抱きしめるぐらいなら……服の上からだし……。

   エルも嫌(いや)がっていないし… )

  エル──、御休みなさい 」


サブリエル

「 はい!

  御休みなさいませ、リグ様 」


 私は空(あ)いている左手で新生リグ様の背中をポンポンと軽く叩いてみました。

 お母さんが子供に良(よ)くするアレです。

 新生リグ様は顔を赤らめながら私を解放してくれました。

 夫婦じゃなかったら、出る所に出て訴えてましたからね!!

 感謝してほしいですわ。

 解放されましたけど、私は自分から新生リグ様に抱き付いてみました。

 服の上からですから、性的スキンシップには入りませんよね?


サブリエル

「 リグ様、名残惜しいのはリグ様だけではありませんわ。

  私も名残惜しいですもの。

  リグ様と私……両想いですわね? 」


リィグレーシェド

「 エル…(////)

  そう…ですね。

  両想い……そうですね(////)

  エル、あい──いえ、御休みなさい(////)」


サブリエル

「 ふふふ(////)

  リグ様、寝坊しないでくださいませね? 」


 私は新生リグ様から離れると、手を振って自室のドアを開けます。

 笑顔を絶やさず微笑んでから、新生リグ様を廊下に残して自室へ入りました。

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