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77 新人への期待(5)

「…突然で申し訳ありませんが、あなたのスキルについて再度ご説明していただけませんか?」


「ふぉ?」


 アリアさんからそんな妙なことを言われて、俺は少し混乱しちまった。あれだけ『速読』と『記憶』について説明したのになんでまた…?


 そんな俺の疑問を答えるかのようにアリアさんは冷静な表情でその理由を述べてきた。


「これからグラムに新たな仕事を…と考えているのですが、さらに詳細な情報を知る必要がありそうです。非常に難度の高い依頼ですので」


「…そっ…そっすか…」


 ふーむ…そんなに難しい依頼を任されるのか…。どんな内容かは気になるなぁ…。俺の2つのスキルを活用できるようなやつならいいんだが…。


 アリアさんのことだから、そこら辺はある程度考慮はしてくれてるはず。でもあの説明だけだと足りなかった…のはなんか気になるな…。

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