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64 試験合格のあと(3)

「おっ!なんや。新入りやな!あんたのことはアリアさんからよー聞いてるで」


 大男は俺のことを見つけると、フランクな態度で近づいてくる。やけに豪快な奴だな…。圧倒されそうだぜ。


 青い髪の毛をほどよい長さに揃えた美青年なんだろうが、なにせ身体つきが妙にがっしりしているから相当な年上かと思っちまう。


 腕は俺よりも若干太く、かなり鍛え上げた肉体の持ち主だと直感…。情報屋というよりどっかの用心棒だのストリートファイターだのが似合いそうだな…。


「ワイの名はバン。ここではアリアさんに次いで古株や。これからもよろしゅう!」


「あ…うす」


 なんか勢いにのせられて返事までおかしくなっちまったな…。バン…俺が今まで出会ってきた男の中でもかなりインパクトに溢れる奴だ…。

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