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45 達成不可能な試験(8)
「確かにミシェルの言う通りかもしれません。ですが…新人のグラムにこの試験を課したのは私の目的でもあるのです」
「アリア様の…目的?」
予想外の言葉に、問いかけたミシェルは再度困惑。自らの秘密を解かせることが自らの…アリアのためになるという矛盾。それはいったいなんなのか…。
「私は…グラムに対し目に見える情報を理解する力…以上の結果を出してほしいのです」
「…?目に見える情報?」
「多くの資料を読み、多くの情報を手に入れ…それをただ伝えるのは意外と簡単なのですよ。重要なのは突飛な発想力です」
「…それは…情報屋としては良くないやり方では?根拠のない予想を立てるのは混乱を招くだけだと思いますわ」
「そうかもしれません。しかし…状況によっては必要でもあるのです」
「…今回の試験もグラムの『発想力』を試すため…でしょうか?」
その質問にアリアはあえて答えず、意味深に目を閉じると独り言のように呟く。
「…私の秘密に辿り着けますか?グラム…」




