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25 追い詰められて(2)
そうやってなんとかしようと頭を巡らせるものの、ミシェルさんはさらに攻めてくる。それもかなり強引に。
「グラム君…女性にキスされたことは?」
「ほぁ!?なっ…なにを…」
「その反応はない…わけだね?」
俺の反応を楽しむかのように微笑むと、ミシェルさんはその自慢のプロポーションで誘惑してきた。過激な姿ではないとはいえ、こっちとしてはかなり刺激的…。ちょっと油断すると心まで許してしまいそうな…。
ミシェルさんはさらに続ける。
「あたしがグラム君にキスしたら…教えてくれる?」
「なっ…なな…」
「10数えるまでに決めてね?」
俺の目と鼻の先にまで顔を近づけると、甘い吐息を静かに吐き出すミシェルさん。そのカウントダウンはなかなか蠱惑的。
「10…9…8…」
くぅぅっ…どうする!?俺はここでどう答えたらいいんだ!




