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11 先輩ミシェルと会って(4)

 とりあえず俺はその新聞やらチラシやらを手に取ってみる。おぉ…文字がびっしりだ。いろんなニュースが事細かに書かれている。


 新聞の種類も豊富。西大陸でよく読まれている『ルィルソール新聞』だの『ポラム新聞』。この二つは編集も記者も優秀でしっかりした情報を届けてくれる。


 他のゴシップ紙もなかなか多い。胡散臭そうなものから真実味がありそうなものまで。情報屋してるならこういうのも集めるのか…。


 そう思っていると…


「…っ!?おいおい…これは…」


 俺の手にあるチラシ…そこには見たことも聞いたこともないような文字がびっしり書かれていた。まさか…


「それは古代エルフの一族が使用していたレール文字です。現代ではお目にかかれないでしょう。なにせ800年前に確認されてから急激に衰退しましたから」


 アリアさんのその言葉に…俺は二の句が継げなかった。800年前…ってなんでそんなもんが!?


 俺の疑問に今度はミシェルさんが答える。


「グラム君も驚いた?レール文字を使った情報発信は今でも残っているの。大分…北の大陸の一部だけどね。道化師(クラウンズ)(ハウス)ではそういった貴重な情報も裏から徹底的に仕入れているの」


 マジか…さすが裏に精通してるだけはあるな…。

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