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10 先輩ミシェルと会って(3)

「さて…こちらのリストにある人物たちについてなんですが…」


 アリアさんはそう言うと、懐の中から一枚の紙を取り出す。そこには国内から国外に至るまでの有名なやつの名前が…。ざっと見ただけでも30人くらいか?


「こちらの方々は今私たちの間で調べておりますターゲットです。それぞれに報酬は異なりますが、それなりの情報を依頼者からは望まれております。くれぐれも外には漏らさぬよう」


「…いや…でもこんなやつらの行動なんてわかるもんなのか?」


「簡単な方法で構いません。あくまでも試用期間。本格的な調査は今後の働きによってお教えします。今は…」


 優雅にテーブルの方を向くと、そこに置かれていた多くの雑誌を指差すアリアさん。


「新聞にゴシップ紙、チラシ等の情報から調べていただきます」


「…マジですか」


 おいおい…ちょっと待て。テーブルにある分だけでも山のようにあるぞ。数枚ならまだしも…チラシだけでも数百枚あるような…。これは詰んでるっぽいぞ!

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