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プロローグ14

「こちらの建設工事…肉体労働ですが、報酬は中々のものです。あの日貼り出されたクエスト表の中で、冒険者向けを除けば…金額の面ではこの仕事が特に好条件でした」


「…それは…」


「二日続けて割りの良い仕事にありつけるのは運が良いのでしょうか?それとも何かしらの理由が?ぜひ知りたいですね」


 ここまで来ると胡散臭すぎるだろ。処理済みのはずのクエスト表を手にすることができる立場。俺の行動を完璧に把握している。こいつは間違いなく裏側の人間だ。


 関わったらいろんな意味でヤバイな…。


「悪いがあんたとはこれ以上は…」


 そう言って俺は話を切り上げようとしたものの、女はなおも食い下がる。


「では質問の続きです。これはどういうことでしょう?」


 女は手から妙に綺麗な青い水晶を取り出す。見た感じ…特になんの変哲もないんだが…。


「なんだよ…それ…」


 俺の問いに女はすました顔で説明しだす。


「この水晶には過去の映像が記録されています。今から…その件について質問させていただきます」


 過去の映像…?どういうことだ?

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