バル・マスケ～仮面舞踏会～

Chapitre 3

Chanson～歌～

触れたい　触れてほしい　そんな大人な関係じゃなくて

子供じみた恋　

隣にいられるだけで心が温かくなった

言葉を交わせるだけで、天にも昇る気分を味わった

Je voudrais être à côté de toi

好きという言葉とともに触れ合う唇

舌の絡め合い方なんて知らない　ただ触れ合うだけのキス

手に、ほおにキスをするのとなんら変わらないキス

それが今の私たちにとって最高の恋の示し方なの

子ども恋は、短く儚く　夢の恋人　だ。

愛なんてまだ知らない　恋だけで十分なあなたも　いつかは恋ではなく愛を欲する

触れてほしい　触れたい　さらけ出してほしい　さらけだしたい

私はいつまでも夢の恋人同士であなたといたいけれど

それは所詮　かなわぬ願い

夢の恋人たちはやがて、現実の愛人(愛する人)へと変わる

時の流れが速すぎて　私は置いて行かれてしまう

気が付いてほしいと声を上げる

私の本当の願望を聞いてほしいと声を上げる

それは、濁流にのまれやがて泡となって消えてしまう

ただ胸がときめくだけで幸せだったあの頃には戻れない

抱かれて抱き返すような関係には、あなたとなれない

Je suis amoureuse de toi

夢の恋人よ　いつまでも清く美しかった私を覚えておいておくれ

Loin tu es toujours dans mon coeur