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生命の花 改訂版  作者: 元精肉鮮魚店
第一章 世界の果てに咲く花

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42/73

閑話 生命の花 登場人物(ネタバレ含む。イメージ崩壊の恐れアリ)

 完全に主観によるものです。

 ネタバレを多分に含みますので、先に本編をお楽しみ下さい。

 ジャンプネタが多いのは、個人的な趣味です。


 完全なオマケ要素ですので、読み飛ばしてもらって構いません。

 エテュセ


 本編の主人公で、元々名前が無かった。そもそも何時、どこで、誰の子として生まれたかは分らない謎の存在。約15歳。

 外見描写が小柄でやせ型、金色の目というくらいしか無いので、改めて。

 髪の色は黒。とは言え、収容所に入るまでの間に汚れ放題の痛み放題で、収容所に入れられた時は貞子みたいになっていた。

 超やせ型。というより栄養失調状態半歩手前。後半は健康的になっているけどスレンダー。

 特異体質で回復効果が異常に高い。

 具体的に言えば、HPとMPの最大値が常識外れに高く、しかもヒーリング効果付き。さらに回復魔法の効果も高いと、恐ろしく死ににくい体質。でも死なないわけじゃない。

 ついでに言えば運動神経も抜群で、知能も素晴らしく高いが、これまでの生活のため性格は極端。

 友達には持ちたくない主人公。

『ナインテイル』

 エテュセの持つ武器の一つ。元々はサラーマの持ち物。

 エテュセが使うと複数の鞭を発生させるが、サラーマが使っていた時は両手剣だったという、込めた魔力によって形状が変わる優れモノ。

 本当は込められる魔力に限度があるのだが、エテュセがリミッターをぶっ壊したせいで、非常識な長さや太さの鞭を複数発生させるというとんでもない事になった。

 込めた魔力量によって色素も変わってくるので、作中で行った発輝色まで魔力を込めると滅茶苦茶燃費が悪い。例えるなら、風遁螺旋手裏剣くらい使用者に負担がかかる。

 後述の赤い宝石の指輪が仙人モードや九尾チャクラみたいなモノなので、作中ではわりと普通に使っている。

 ほどほどに魔力を込めると半透明という事で、使い勝手も良い。

『赤い宝石の指輪』

 イリーズの遺した指輪。 

 具体的な事は言わなくてもあの人がアレしたのが分かると思うので、効果だけ。

 この指輪を身につけた者のMPと魔法効果を数倍にするという、有り得ない効果をもたらしている。

 元々MPや潜在魔力がおかしいエテュセが身につけているので、それはもう人智を超えた途轍も無い事にしてしまっている。

 エテュセじゃ無くても、この指輪を身につけたら同じ効果が得られるという便利品。

 形状は指輪でも、別に指につけなくても触れてさえいれば効果が得られる。

 ちなみにウェンディーは背負っていた。

 もの凄く硬いので、これで殴れば武器になるし、これで防げれば防具になる。

『黒い剣』

 この剣を使って戦えば勝利を得られるという、約束された勝利のアレ。刀身は金色じゃないけど。

 強いとか弱いとか、そう言う次元の話じゃないインチキ。友達無くすレベルで露骨にインチキのガチチート。

 具体的にいうと手積みの麻雀で天和上がるぐらい。

 そんな剣に負けたとあってはそりゃ呪いたくもなるだろう、と言いたかった人たちの呪いを片っ端から拾い上げる律儀な剣。

 その結果使い手どころか周囲にも悪影響を与えてしまう、迷惑極まりない特殊効果が後から付いて来た。

 もしまともに使うことができれば、この剣の届く範囲が俺の国だ、と実力がなくても言えてしまう。

 あまりにも強力過ぎる武器なので、名前を剥奪され、名付ける事を許されないという事で色んな呼ばれ方をしている。


 メルディス


 時々髪の色って何色だったっけ? と作者から忘れられる銀髪の超絶美少女エルフ。スタイルも抜群。

 生命の花が大人向けで、収容所の居残り組が夜にどんな目に合っていたのかと言う話だったら、間違いなく主人公に選ばれていたくらいにヒドいメに合っていた。具体的な話は想像にお任せの方向で。

 実は裏で色々暗躍していた、見た目の割に油断ならない、けっこう怖いヒトでもある。

 魔術の才能が素晴らしく、完全に暴力重視のエテュセに対して技巧派な魔法の使い手と思ってもらうと、イメージしやすいかも。

 普通じゃ考えられないくらいに芯が強い。

 大人向け展開でもビクともしなかった。トラウマなんてなんのその。

 

 ギリク


 本名 ギリク・トゥリア・エンハンス。エンハンスというのは、与えられた称号のようなもので、れっきとした王子様。でも王位継承の順位は二十位くらいと低い。

 いよいよ外見描写が無い人物ではあるものの、やせ型で硬い制服のオッサンをイメージしてもらうとギリクになる。

 天才魔術師だった頃は、それはそれは優秀だったが昔色々あって禁術まで身につけて大量虐殺者になった。

 ホントはイイ人系のラスボスになりたくなかったみたいで、百年以上に渡って悪行を繰り返す努力家。

『魔獣の落とし子』

 まったく強そうに見えない字面の禁術。

 寄生魔獣を召喚して、体内から能力値を奪って術者に上乗せして、搾り取ったらさらに拡散するという無差別にも程がある効果。

 最終的に術者が具現化出来るというオマケ付き。

 見た目は「タタリガミ」に近いけど、実際にはロギア系の悪魔の実ぐらいのとんでも魔術。ウネウネの実とかムシムシの実とかの、見るに耐えない気持ち悪い系。

 そりゃ禁術指定も受けるよ。


 イリーズ


 この作品の数少ない良心。凄くイイ人で、亡国の王子様。でも病弱、というより余命一年だった。

 彼がいないとエテュセはずっと名無し。というよりさすがにあそこで助けられていなければ、いかにエテュセでも凍死していたと思う。

 作中で「空から女の子が降ってきた」と言っていたものの、エテュセが壁から落下するのを目撃していた訳では無い。埋まってたのを見つけたのもサラーマだったし、掘り出したのもサラーマだった訳で。

 外見描写がほとんどないが、彼に関してはワザと。

 王子様像って人によって違うと思うけど、凄くイイ人で、エテュセの為に命をかけて死んでいく王子を思い浮かべてもらうと、それがイリーズになる。

 イイ人で、強い人。色々買ってくれたし。

 炊事洗濯家事一般が得意な、いいお婿さんになれそう。きっと育児も得意だったと思う。


 その他の人たち


 二三一 大男のイイ人。もし機会があれば次回以降活躍予定。一見脳筋だけど、常識をわきまえた脳筋。

 シェル&シャオ 十一、十二の猫耳姉妹。あいうえお順で前が姉、後が妹。姉は勘違いの正義感が強く、妹は弱々しい。

 ルーディール 回復要員。環境が環境なので、保身に走るのは仕方が無い。実は結構有名な医者だったりする。

 スパード 真面目な収容所職員。剣の腕はかなりのもの。でも割と我関せずな性格。

 モーリス 四の少女。好奇心猫を殺すを体現する困ったエルフ。


 ウェンディー 本名 ウェウティア。イリーズの身の回りの世話をする自称妖精。妖精どころじゃない存在で、ルーディールより回復要員。意外と短気なメイド。一対一の戦いでは回復力の分、サラーマより強いが一対多においてはサラーマの方が上。

 サラーマ 本名 フーディリウス。イリーズの身の回りの世話をする自称妖精その2。アレしてアレになった。本人が言っていた様に、戦えば超強い。

『銀の風』の前の監視者だった時に黒い剣に悪戯しようとした事があり、その名残で魔力が黒い剣に残っていた。そのため、あんな都合のいいところでエテュセを助ける為に現れる事が出来た。

 ラナフリート 銀仮面。フーディリウスより下位で、パシリ。

『銀の風』 本名 ブリズ・アルジャントリー。とはいえ、その本名は伝わっていないので、いつでもどこでも『銀の風』で、監視者である事に誇りを持っている。

 今回のテーマは『強さ』と言うモノを自分なりにカッコよく書きたくてこうなりました。


 エテュセには分かりやすい戦闘能力と抗う強さを。

 メルディスには耐える強さを。

 イリーズには支える強さを。

 ギリクには貫く強さを。


 私の考える強さとは戦闘能力とはちょっと違うモノです。

 作中ではイリーズの回想シーンで赤い光に代弁してもらってます。


 ここでも流行りの主人公最強とかチートとかに、私は力を持っている事が分かっても強さを感じない事が多かったです。

 もっと上手く表現出来れば、分かりやすくカッコよく伝えられたと思いますが、そこは私の力不足によるところが大きかったのは悔やまれるところです。


 この物語は基本的に『強さ』と言うテーマですが、次回以降も続編を書いていくとしたら、またこう言うカタチで私の個人的解釈に基づく、趣味全開のモノになると思います。


 ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。

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