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困った・2
身につけている物をざっと物色してみたところ、たくさんの木製の装飾品に混じって禍々しい気配を放つよく磨かれた黄色っぽい石が嵌め込まれている装飾品を見つけた。
髪に絡まったり、他の装飾品に絡まったり、今着ている服とは言えない布切れの隅に縫い付けられていたりと散々だった。この人はどれだけ恨みを買っているのだろうか。
これでもかと言うほど隠して取り付けられているような呪具……この場合は宝石か何かだろうか。それらを全て取り除き、本をシルヴィアにかざすと悪魔憑き(笑)……ではなくて(仮)に回復中と表示された。
眠るシルヴィアの表情も少し安らかになった気がする。目が覚めたら色々聞いてやろう。
呪具を調べたが、わたしがなんとかできるような代物ではなかったので大人しく本に仕舞っておく。本に入れても呪いの判定は受けないようなので下手に持ち歩いたり廃棄するよりはこの方が良いだろう。
さて、やることが無くなった。
とりあえずシルヴィアの服でも作ろうか。どんな服にしようかしばらく悩んでからわたしの服と似たデザインの物を作ることにした。




