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諸君、狂いたまえ   作者: カイザーソゼ
第10章 天使の証明
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10-2

 湖のほとりに、西洋式の古い城が建っていた。

 夜、この湖の一帯に大雨が降った。時折雷鳴が轟き、稲光が城内を照らした。

 とある部屋の前に、見張りの兵士が二人立っていた。また、どこかに雷が落ちた。大きな音がして、辺りが光った。

 その瞬間、廊下の角から鬼庭が飛び出してきた。鬼庭は棒立ちの兵士Aを飛び膝蹴りで蹴り倒し、逃げる兵士Bを裏投げで沈めた。

 鬼庭はドアをノックした。部屋から、マントを羽織った愛王妃が出てきた。

 土砂降りの雨の中、愛と鬼庭、そして青服隊数十名は馬で古城を脱出した。


「まずは一旦我が城に!用意を整えさせております!」

「いいえ将軍!このまま安福寺に向かいます!和平会談の前に、千代浜伯爵にお会いしなければなりません!」

「何故です!?奴は先王陛下と王子殿下を殺した!不倶戴天の仇敵ですぞ!」

「伯爵は信じられなくていい。だから将軍、私を信じてください。この国を救うには、もう彼を頼るしかないのです」


 逃げる一行を、森の中から黒いカラスが眺めていた。


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