9-14-E
E ホテルの屋上に、温水プール付きのペントハウスがあった。坊やはデッキチェアに寝転がって、花火が上がる夜空を眺めていた。
水着姿のアシュリーが彼の隣に立って、夜空を見上げた。
脱いだ彼女は予想以上にハレンチだった。男の目を釘付けにする、けしからんグラビアアイドル体型。ローライズのセクシーな三角紐ビキニ。ゆるふわ髪をツインテールに結んで、手にサイダーを持っている。
坊やはサイダーを指差して、それ一口、と頼んだ。「どうぞ」とアシュリーはドキドキを隠して手渡した。彼は無造作に瓶に口を付け、彼女は俯いて表情を隠した。ありがとう、とクールに微笑んで手渡すと、アシュリーは真っ赤な顔を背けて瓶を受け取った。
水着姿の先生がやってきた。脱いだ彼女は変態仮面だった。抜群のプロポーションを誇るモデル体型。ハイレグTバックの極小布面積のマイクロビキニ。髪をハイビスカスの花飾りで飾り、爪をいつも以上にキラキラにしていた。
坊やの前で、痴女先生は綺麗な両脇を上げて、いやらしい準備運動を始めた。マイクロビキニが少しずれて、見えてはいけない物が見えてしまった。「先生!」とアシュリーは慌てて両手で胸を隠した。
「見えた?」と手ブラ先生が尋ねると、坊やはありがとうございます、と頭を下げた。先生はさすがに少し照れた顔で答えた。
「もう。ま、二、三回オナニーに使うぐらいなら許してあげる」
「それ、何です?」とアシュリーが尋ねた。「うん、まあ、ね?……」と先生はしどろもどろになって、「じゃ泳ぎまーす」とプールに入った。「誤魔化さないでください!」とアシュリーもプールに飛び込んだ。
水着姿のテリーがやってきた。脱いだ彼女は凄かった。体脂肪率一五%の、引き締まったアスリート体型。パレオスカートの清楚なホルダーネックビキニ。腹筋はうっすら割れていて、手足はしなやかで贅肉がなかった。それでいて女性らしい丸みや柔らかさもあって、雌豹のような体付きだった。
坊やは健康的なテリーの水着姿を眺めた。彼女は呆れた。
「本当に何でもいいんだね?巨乳JKとか美乳アバズレがいるんだから、そっち見ればいいでしょ」
「誰がアバズレよ」と先生は背泳ぎしながら、「またおっぱいの話しする~」とアシュリーは浮き輪に座ってサイダーを飲みながら言った。
坊やはテリーの美しさを褒めた。とても綺麗だ、美人を見るとその日ずっと幸せでいられる、テリーといれて毎日幸せだ、と。
「パンツも好きなんだよね?変態!」
テリーは照れ隠しに笑いながら、パレオスカートの裾をたくし上げて、下の水着をチラリと見せた。そしてすぐに下ろして、プールに飛び込んだ。
最後に秋水がやってきた。微乳JCはパーカーワンピース型のラッシュガードを着て、フードを目深に被っていた。体のラインを隠す格好で、肉のないスレンダーな足だけが見えた。手足の爪にはマニキュアを塗っていた。
秋水は坊やの隣のデッキチェアに座った。顔だけでも見せてくれないか、と坊やが言うと、秋水はフードを下ろして、残念がった可愛い顔を見せてくれた。下ろした幼い銀髪を、清らかな白のプルメリアの花飾りで飾っていた。
すごく可愛いよ、と褒めると、秋水は坊やの頭を撫でてやった。彼女は「いつもやられるから仕返し」とお姉ちゃんのように優しく笑った。
「秋水お姉ちゃんはここにいるから、プールで遊んできて?」
坊やは彼女の頬にキスして、プールに入った。「後で倍返しだからね!」と秋水は赤い顔で怒った。
テリーは後ろから坊やを抱き締めて、耳元で冷たく囁いた。
「見間違いかな?今キスしてなかった?」
先生は前から坊やを抱き締めて、坊やではなく、テリーの頬にキスした。「人間違いかなぁ!?」とテリーは叫び、先生は笑って坊や(とテリー)を強く抱き締めた。
アシュリーは圧倒されて言葉もなく、ぽかんと口を開いて立っていた。先生は幸せそうな顔でアドバイスした。
「難しく考えなくていいよ。おっぱい触らせたらありがとうのチョロい男だから」
先生は自分の胸を、彼の胸元に押し当てた。
アシュリーは意を決して坊やの右手を取り、自分の胸に押し当てようとして、直前で「無理無理無理無理無理です!」と挫けてしまった。
テリーは坊やの左手を自分のお尻に押し当てて、「……ありがとうございますは?変態」と照れた顔で要求した。
アシュリーは胸の代わりに、自分の真っ赤な頬を触らせて、それから「私もありがとう、欲しいです」と、彼の甲に恐る恐るキスした。
秋水は「ほら、ご褒美!」と坊やの頭にビーチボールを投げ付けた。当たり所が悪くて鼻血が出たが、坊やは菩薩のような笑顔で満足げに頷いた。
五人はプールで楽しく遊んだ。夜空は花火で輝いていた。街からは祭囃子が、海からは波の音がいつまでも聞こえていた。




