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3話 20XX年 02月06日

 彼女の話によると俺の両親は科学者だったらしく俺は聞いたことのない名前だったが科学者の間ではそこそこ有名だったらしくいろんなものを発見していたらしい。そのうちの一つに"CX-680"という細菌のようなものを発見したらしい。この"CX-680"は現代の科学でも証明されていない謎の力を秘めているらしく、それが見つかった洞窟からは通常では考えられないほどの酸素濃度や動植物の働きが活発だった。そこに目をつけた俺の両親は、これを研究すればあらゆる病を治せることができると考えた。10年後、"CX-680"には周りの酸素濃度を上げるのこと以外には有毒な成分しかないとわかった。幸い感染力が低かったおかげで大体の研究者は、感染しなかったが俺の両親とその助手の一人が感染していた。俺の両親は感染したあと6ヶ月後死亡した。残りの助手の一人は両親が感染してからも、数日間はなんの症状もなく普通に過ごしていた。しかしその助手が大規模な発表会に出席したとき、運が悪くそこに出席していた半分ほどの研究者が感染してしまった。これをとあるメディアは、過剰に報道したせいで一瞬だけ世間で騒がれた。しかしその報道の数日後、そもそも感染する確率が低いこと。また、周りが異常に乾燥しているときしか感染しないこと、そしてそこの会場があまりにも乾燥していたことが報道され世間は収まり"CX-680"の存在は忘れられていったらしい。

「なるほど?でどうして君はここに来たの?」

「その研究に私も関わっていたのですよ。それでこの病が広がった原因がその助手が感染していたことを見極めれなかった私達にも非があると思い、こうやって事情を説明しに来ているのです」

「なるほど。まずはありがとう。でも俺は見てもらって分かる通りあまりにも体が弱っている気遣いは嬉しいが悪いけど今の君にできることはないんだ。」

俺は少しキレ気味で言った

「、、、、、、。」

「悪いが出ていってほしい」

そう言うとその子は、手紙を一枚だけ置いて出ていった。

なんだか悪いことをした気分だが、ものすごく体の調子が悪い。

本当に笑えない。

どうして僕はこんな目にあっているのだろう。

そこから5日間地獄のような日々だった。毎日熱が40℃を超え、いつ死んでもおかしくない状況の中、下痢、嘔吐、吐血、神経麻痺、痙攣などが止まらなかった。

夜は30分も寝れず、頭を金属バットで殴られているかのような感覚の中、腹に入れたはずの食べ物が口から血と一緒に吐き出された。その上急に体が痙攣し始め体に制御が効かない状態になったりした。ほんとに死んでいるような感覚だった。痛い、辛い、だるい、熱い、冷たい。いろんな感覚が押し寄せてきて、本当に俺は今生きているのかどうかでさえわからなかった。

しかし、5日後、、、、、

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